気候変動対策(エコロジー・ミッション2030-2050)

「SHIMZ Beyond Zero 2050」に基づく新たな中長期目標の策定

当社はCO2などの温室効果ガスによる気候変動を最も重要な環境問題の一つと認識し、気候変動の緩和と適応に向けた取り組みを行っています。また、施工活動とオフィス活動での「事業活動により自ら排出するCO2」と、お客様にお引き渡しした設計・施工物件の運用時における「お客様が排出するCO2」排出量の削減活動を推進しています。

当社は、2005年度に、省エネ・CO2排出量削減に総合的に対応する「エコロジー・ミッション」を策定しました。2015年にはパリで国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)が開催され、日本をはじめ各国のCO2排出量削減目標が公表され、当社も2016年度に「エコロジー・ミッション2030-2050」を策定しました。さらに2020年には日本政府が「2050年度までにカーボンニュートラル達成」を宣言するなどの世界的な節目を迎え、日本建設業連合会も、施工時のCO2排出原単位を2030-2040年度の早い時期に2013年比で40%削減、および施工段階におけるCO2排出量を2050年までに実質0となるための取組みを推進、との目標を設定しました。

これらの社会的変化を機に、当社は2021年度にSDGs(Sustainable Development Goals)の達成に資する環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero 2050」を策定しました。さらに当社はこの環境ビジョンに基づき、「エコロジー・ミッション2030-2050」の長期目標の見直しを行い、「事業活動により自ら排出するCO2」と、お客様にお引き渡しした設計・施工物件の運用時における「お客様が排出するCO2」排出量を2050年度にゼロとする目標を設定しました。 当社およびグループ会社は、この「エコロジー・ミッション2030-2050」の新たな長期目標の達成に向け、さらに環境活動への取組みを推進します。

エコロジー・ミッション2030-2050中長期目標
エコロジー・ミッション2030-2050中長期目標

なお、「エコロジー・ミッション2030-2050」の中長期目標は、COP21において採択された「パリ協定」の長期目標達成のためのSBT(科学的根拠に基づく目標)として承認されています。

事業活動により自ら排出するCO2削減

施工時CO2削減の取り組み

2019年度実績
排出量22.0万t-CO2
1990年度比58%削減
2020年度目標
1990年度比58%削減

自社オフィスCO2削減の取り組み

2019年度実績
排出量0.88万t-CO2
1990年度比49%削減
2020年度目標
1990年度比50%削減

お客様が排出するCO2削減に貢献

省エネルギー設計による建物運用時CO2削減

2019年度実績
排出量4.5万t-CO2
1990年度比47%削減
2020年度目標
1990年度比48%削減

当社独自のCO2削減の取り組み

構工法改善

設計や施工を実施する建設物の構造や工法を従来の方法からCO2排出量の少ない方法へ改善しています。

グリーン調達

現場で使用するコンクリートの調達において、環境配慮型資材(高炉B種セメントなど)の採用を推進しています。

省エネ改修とビルマネジメント事業

既存建物の省エネルギー診断・提案からの省エネリニューアルや、関係会社(株)シミズ・ビルライフケアが管理を行う建物でのエネルギー分析、運転改善などを進めています。

建設副産物削減

作業所から排出される建設副産物の削減により、運搬・処理・処分時のCO2を削減しています。

再生可能エネルギー

太陽光、風力、バイオマス、中小水力などの再生可能エネルギーの活用に積極的に取り組んでいます。12MW級の大型洋上風車を施工可能な、世界最大級の自航式SEP船の建造にも着手しました。

排出権の確保と活用

アルメニア共和国エレバン市およびウズベキスタン共和国タシケント市にて埋立処分場のメタンガスを回収するCDMプロジェクトを実施しています。

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