協力会社とともに

清水建設にとって、協力会社は大切なものづくりパートナーです。建設業の課題である担い手の確保や処遇改善にともに取り組んでいきます。

清水建設全国連合兼喜会かねきかい

兼喜会は1889年(明治22年)にキ工商会として発足しました。キは当時の清水店の商標であり、キは当社創業家である初代および二代清水喜助を、曲尺は曲尺を意味し、清水喜助が大工職の出身であったことを示しています。
固い絆で結ばれた兼喜会と当社は、幾多の困難を乗り越え、大切なパートナーとして歩んできました。今後も当社と兼喜会は車の両輪として、技術の伝承や安全確保などさまざまな課題を共に解決し、建設業の魅力向上に貢献していきます。

兼喜会の紋章がついた印半纏
兼喜会の紋章がついた印半纏

後継者育成研修

兼喜会に対し、後継者育成研修を行っています。清水建設の取り組みや安全等について、当社幹部が講話を行っています。また、外部から有識者を招き、論語と算盤や渋沢栄一翁をテーマにした研修も行い、当社社是への理解を深めています。

兼喜会青年部

兼喜会青年部は、兼喜会の次世代を担う若手経営者および後継者を中心に構成されています。経営者の素養を身につけるべく、さまざまな活動に取り組んでいます。

各支部では、現場視察や勉強会、職種別研究会を行っています。また、当社幹部や他支部との意見交換会を実施し、活動の幅を広げています。

後継者育成研修
後継者育成研修
北海道支部と名古屋支部による意見交換会
北海道支部と名古屋支部による意見交換会

施工生産体制の確保に向けて

建設技能者の処遇改善

優良技能者手当支給制度

2007年度より、品質・安全・環境活動において著しい成果を収めた職長を「清水の匠」として表彰し、優良技能者手当を継続的に支給しています。

労務費見積り尊重宣言

建設技能者の処遇改善

建設技能者の処遇改善の一環として、(一社)日本建設業連合会の「労務費見積り尊重宣言」に基づき、当社は協力会社より提出された見積を尊重いたします。

  

パートナーシップ構築宣言

協力会社と当社が共に成長できる持続可能な関係を構築します。

パートナーシップ構築宣言

建設キャリアアップシステム

官民連携の取り組みである建設キャリアアップシステムの推進を強化し、建設技能者の処遇改善を目指します。

建設キャリアアップシステム

担い手確保への取り組み

建設業では高齢者の増加と若年層の減少が進んでおり、人材確保が喫緊の課題となっています。
次世代を担う若者に建設業へ親しみを感じてもらえるよう、協力会社と連携し、現場見学会や職場体験会、工業高校への出前授業などの取り組みを行っています。
また、週休二日を推進することによる、建設業の魅力向上から担い手確保に努めています。
協力会社への入職者確保の支援については、求人サイトやホームページを活用しています。

全国ネットワークの整備

首都圏における建設技能者不足による工程遅延を防ぐべく、地方からの建設技能者受入に対応した作業員宿舎の整備を行い、全国連携の支援体制を構築しています。

首都圏近郊の作業員宿舎
首都圏近郊の作業員宿舎

多能工育成

建設技能者の活躍の幅を広げ、不足する担い手を確保することを目的として、多能工の育成を推進しています。
高齢者の働く期間延長や、工種毎に生じる繁閑の影響を緩和することで、強固な現場生産体制を構築していきます。

清水匠技塾を開校

千葉県船橋市に、建設技能者を対象とした教育・訓練施設「清水匠技塾」を開校しました。当社の協力会社組織「兼喜会」と協力して運営を行っています。
担い手確保・人財育成のプラットフォームとして活用することで、建設業の魅力向上や人財育成に積極的な姿勢を訴求し、新規入職者の増加に繋げていきます。

清水匠技塾の外観(千葉県船橋市)
清水匠技塾の外観(千葉県船橋市)

主なカリキュラム

  • 各経験年数に合わせた各種育成研修
  • 生産性向上ツール・ロボット等 操作研修
  • 多能工研修(ボード、マキベエ、OAフロア、ALC、ECP 等)
  • 資格講習(フルハーネス型安全帯使用作業特別教育、酸欠硫化水素危険作業特別教育 等)
ロボット操作研修
ロボット操作研修
フルハーネス型安全帯 使用作業特別教育
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育
多能工研修
多能工研修

シミズを支える匠たち

2007年度より、品質・安全・環境活動において著しい成果を収めた職長を「清水の匠」として表彰しています。

「優秀職長賞」を受賞して

私が働いていたのは、年末の繁忙期に加え、教育施設内での作業という時間制約のある現場でした。また、鉄骨造の建物は、各階の庇がコンクリートの打ち放し仕上げという、高い精度と品質が要求される仕事でした。このような環境の中、清水建設の皆さん、他職の職長、作業員とみんなで毎日綿密な打ち合せを重ね、心の通ったコミュニケーションやチームワークで良い仕事ができたと思います。キャンパスという場で未来ある若者がこの建物を見て触れて何かを感じ、建設業に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
目抜き通りに自分の携わった建物があり、そこを通った時、大きな誇りを感じます。型枠大工は覚えることも多いですが、これからも安全第一で個人としてのスキルアップを図るとともに、若い職人への技術の継承に努めていきます。

松本 寿憲氏
四国支店 松山大学樋又校舎新築工事
(株)中野組 松本 寿憲氏(型枠大工)

2017年当時

「優秀職長賞」を受賞して

金沢の中心街での高架下や駅舎内部の工事は、資機材搬入に苦労しました。狭い高架下では作業者の使用制限があり、材料は小型車両で最寄り地点まで運び、その後は人海戦術。人数と体力が勝負で、作業員には大変助けられました。また、駅という人の出入りが多い場所だったため、安全面でも大変気を遣いました。厳しい環境の中での仕事でしたが、国内外問わず多くの人が利用する場所なので、やりがいもあり、大きな自信となりました。
子どもの頃から「ものづくり」が好きでした。「ものづくり」に携わり建物が完成した時には、最高の満足感が得られます。今後も鉄筋工としての誇りを持ち、高みを目指し頑張りたいと思います。

濱塚 大二郎氏
北陸支店 北陸新幹線 金沢駅
(株)青山 濱塚 大二郎氏(鉄筋工事)

2016年当時

サプライチェーンマネジメント

事業の持続可能性の観点から、建設技能者、建設資材に着目した人権デュー・デリジェンスの取り組みを進めています。

サプライチェーンへの働きかけ

シミズグループ人権基本方針への支持をサプライチェーンに働きかけるため、清水建設と取引がある協力会社を対象に開催しているコンプライアンス研修の中で、グループ人権基本方針のポイントを周知しています。2019年度は、計19回、1,322社、1,374名が受講しました。

協力会社を対象としたコンプライアンス研修
協力会社を対象としたコンプライアンス研修

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