人財育成

デジタル化、グローバル化と社会が大きく動いている中、多様な個性と価値観を持つ人財を受け入れ、異なる能力や意見をぶつけ合うことでイノベーションを生み出し、企業価値を高めることが、持続的成長には欠かせません。
当社では従業員一人ひとりの多様な個性を生かし、能力を最大限に発揮できるダイバーシティ経営を進めて、多様な人財が創造性を発揮できる組織づくりを目指しています。

基本方針

人財開発方針

建設事業の深耕・進化と非建設事業の収益基盤確立、そして成長を支える人財の育成という観点から、系統横断型教育、系統別・機能別専門教育を通じて、シミズのDNA・技術の伝承やものづくりマインドの定着を図るとともに、グローバル・イノベーション人財育成に向けた取り組みを推進します。

人財開発

個性と創造力を育む人財開発

豊かな人間性を育み、個人が本来持っている可能性や意欲を引き出すとともに、さらなる成長と人格形成を支援するため、職場における育成(OJT)を基本としています。若年社員にもさまざまな仕事を任せ、その経験を通じて将来のキャリア形成を見据え、能動的な自己研鑽を促す教育を実施しています。

  • 自覚と情熱を持って、自分が何をやるか、自分には何ができるかを真剣に考え、行動に移せる人
  • 環境変化に対し、柔軟さを持って対応できる人
  • 優れた専門性と、さまざまなものごとに興味を持つ多様性をあわせ持つ人
  • 豊かな発想を持ち、夢に向かって積極果敢にチャレンジできる人

そんな人財を育てることが、当社の人財開発の目標です。

教育推進組織と人財開発プログラム

全社教育委員会のもと、部門別教育委員会、系統別および機能別専門委員会をそれぞれ組織し、各委員会で毎年度の教育計画の策定・見直しを図り、PDCAサイクルを回すなど、きめ細かい教育推進体制を構築しています。
また、良いものづくりができるひとづくりという観点から、系統別・機能別専門教育を軸としたプログラムを通じ、社会・顧客から信頼される一流のプロを育む人財育成に取り組んでいます。

教育推進組織と人財開発プログラム

経験や能力に応じたきめ細やかな研修を企画

新入社員全体研修

「社会人・建設人・シミズの社員として必要な基礎知識の習得と、ものづくりのDNAの理解」を狙いとし、2017年度からは、4月(10日間)・9月(3日間)・2月(2日間)の15日間で、講義やグループワークの他、当社創業の地である富山や、東北地方にある震災復興現場の見学を実施。13名の外国人、58名の女性を含む268名が受講。

新入社員全体研修の様子
新入社員全体研修の様子

内定者支援プログラム(作業所見学会)

10月の内定式後、「建設業(ものづくり)への理解を深め、シミズの一員としての自覚と働くことに対する目的意識の醸成を図る」ことを狙いに、首都圏および全国各支店で、内定者対象作業所見学会を実施。見学会後のアンケートでは、「ものづくりの醍醐味や建物が完成したときの達成感などを先輩社員から聞くことができ大変参考になった」「一緒に参加した仲間とのネットワークができた」など、満足度の高い見学会となりました。

都内で実施した作業所見学会の様子
都内で実施した作業所見学会の様子

総合職への区分変更時研修

地域職から総合職へ区分変更の辞令交付式後、対象者に変更時研修を実施しました。新しい役割に対する動機付けと、今後の目指すべき姿を明確にするのが狙いです。プログラムは、職場のメンタルヘルス、コンプライアンス、経営の方向性の理解などに加え、外部講師による「ひとづくりを実践するリーダーシップ研修」を実施し、部下の育成やコミュニケーションの重要性など、多くの気付きが得られる内容です。

「ひとづくりを実践するリーダーシップ研修」の様子

シミズ社員のDNAを伝承

「ひとづくり強化活動」の一環として、「シミズスタートガイド」を活用しています。このガイドは、当社が創業以来守り続けてきた価値観や、一流であるための流儀などを分かりやすくまとめたものです。新入社員研修や新任役職ものづくり塾で教材や課題として活用されるほか、職場において上司と部下の話し合いの場の創出など、さまざまな場面でのコミュニケーション活性化やシミズのDNAの伝承につながっています。

シミズスタートガイドの内容

シミズスタートガイド
導入編
当社の理念・歴史・立ち位置
心構え編
自己の成長が当社の成長を支える
品格編
まずは身だしなみと挨拶から
流儀編
仕事の意味を考えこだわりを持つ

新任役職ものづくり塾

「全社一体となった良いものづくり」をテーマに、「新任役職ものづくり塾」を開講。パネラー役の先輩役職者が複数回にわけて参加。「新任役職として、ものづくり・ひとづくりにどう取り組むべきか」をテーマに議論を交わし、研修後はアクションプランに基づいて、職場での実践に取り組んでいます。

パネラーの話に熱心に耳を傾ける受講者

自己啓発支援

公的資格取得に向け、外部教育団体の講座開設や団体割引制度を充実させ、合格者には受験料・登録料などを支給しています。

受講済の研修教材などの蓄積やeラーニングに活用できる「研修支援システム」により自己啓発をサポートしています。

ものづくりの「心」と「技」の伝承を図る体験型研修施設「ものづくり研修センター」

ものづくりを生業とする当社にとって、技術の伝承は企業の骨幹をなすものです。特に工事現場における設計・施工管理の技術は、座学による研修や限られた現場経験では網羅しきれないことが数多くあります。そこで2016年10月に体験型研修施設「ものづくり研修センター」をプレオープンし、社員研修を実施。2017年4月から本格的に運用を始めました。

ものづくり研修センター

「ものづくり研修センター」は、施工系技術者を中心とした若年社員が、建設のものづくりの核となる躯体工事の基礎知識や品質検査の方法を実物に触れながら学ぶための施設です。工事現場を想定した実践的な研修プログラムを提供することで、自ら考え工夫しながら課題を発見し、確かな知識と理念でものづくりの「あるべき」姿を継承できる技術者の養成を目指します。

鉄筋検査の研修風景
鉄筋検査の研修風景

人を大切にする企業の実現に向けた取り組み

清水建設では、国内外の人事制度、事業管理体制、リスク管理体制などの整備による全社グローバル経営基盤の強化を図っています。日本国内の本支店・現場に加えて、アメリカ・中国・インド・東南アジアなど各地に現地法人を構えており、それぞれ多様な国籍の人財を採用して、地域に密着した海外展開を図っています。

海外の現地法人においても現地社員が健康な生活を送れるよう、ワーク・ライフ・バランスを推進しています。また、性別・障がい・国籍・年令・性的指向・性自認などのさまざまな背景からなる多様な価値観・考え方・スキルを有する従業員が、能力と特性を最大限に発揮して、いきいきと活躍できる企業の実現を目指しています。

グローバル人財育成

2011年から新入社員の海外配置をスタートしました。海外配置後には、シンガポールでのフォローアップ研修や人事部役職・臨床心理士によるフォロー面談を実施しています。
2012年からは、海外のプロジェクトマネージャーとして赴任する建設技術者のために、建設プロジェクトにおけるさまざまなシーンを想定した、エンジニア向けのTechnical English研修を新たに取り入れました。講師もエンジニア経験者であり、赴任後の施工現場をイメージしながら学べると、受講者の満足度が高いプログラムです。さらに、入社5年目の総合職全員を対象に、グループで共同作業を行い、その成果について英語でプレゼンテーションを行うグローバルコミュニケーション研修を実施しています。実践的な語学学習の機会とするとともに、チームで成果を出す上でのコミュニケーションの重要性への気付きを促しています。
また、2013年からは、日本・海外間での定期ローテーションも行っています。

入社5年目の総合職を対象にしたグローバル
コミュニケーション研修

建設技能者の処遇改善

建設技能者の処遇改善の一環として、清水建設は(一社)日本建設業連合会の「労務費見積り尊重宣言」に基づき、協力会社より提出された見積を尊重いたします。

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