過去から未来へ発展し続ける建設技術とものづくりの文化-その魅力に触れる
現在の基盤となる建設技術が導入された明治・大正期は、地震を契機として施工方法や建設材料が大きく進歩した時期でもあります。建設技術歴史展示室では、こうした時代を象徴する技術を貴重な資料や映像で紹介しています。
関東大震災と被害調査
関東大震災による建物の被害について、清水組(現:清水建設)は独自の調査を行いました。地震と火災による被害を記録した貴重な写真の数々をタッチパネルで鮮明にご覧頂けます。
煉瓦・タイル施工技術の変遷
明治政府が積極的に導入した煉瓦造が関東大震災の被害によりやがて衰退し、鉄筋コンクリート造・タイル張りへと移り変わって行く過程を実例とともにご紹介します。
コンクリート構造物の歴史と発展
材料としてのコンクリートの歴史をポンペイと日本を例に振り返ります。また、建築と土木の分野で幅広く活用されてきたコンクリートを豊富な資料とともにご紹介します。
木造建築 耐震技術の変遷
日本には金具を必要とせずに木材を接合する伝統の技術があります。そうした伝統技術に耐震技術に代表される現代技術を融合させる時代の流れもご紹介します。
鉄骨造建物の歴史と変遷
製鉄技術とともに加速した日本の鉄骨造。より丈夫により高く、やがて超高層ビルへとつながる鉄骨造建築の発展の歴史を三井本館の実例を交えてご紹介します。
見学ご案内
- 所在地
- 清水建設株式会社 技術研究所 内
〒135-8530 東京都江東区越中島3丁目4番17号 - アクセス
- 開館時間
- 月曜日、水曜日 10時~12時 13時~16時(弊社定休日を除く)
- お申し込み
- 希望日の1週間前までにお申し込みください。
見学時間の目安:30分~1時間程度
お申し込み