先端地震防災研究棟

先端地震防災研究棟

地震防災に関する先端技術の開発拠点です

巨大地震の揺れを再現できる業界最高性能の大型振動台「E-Beetle」と、長周期地震動を再現できる世界最高性能の大振幅振動台「E-Spider」を備えています。これらの施設を活用してソフト・ハード両面の地震防災技術の研究開発に注力するとともに、地震体験プログラムを提供していくことで、お客様の防災スキルの向上などにも寄与していきます。

実験内容

  • 構造物の崩壊挙動に関する基礎研究
  • 免震・制震装置の開発と性能評価
  • 天井など内外装の耐震性能評価
  • 設備・機器の耐震性能評価
  • 地震による揺れの体感や行動難易度に関する評価(E-Spider)

施設の特徴

大型振動台「E-Beetle」

  • テーブルサイズ:縦・横7m
  • 最大積載重量:70t
  • 最大加速度:2.7G(水平)2.2G(上下)
    ※いずれも35ton搭載時
  • 最大変位:±80cm(水平)±40cm(上下)
大振幅振動台「E-Spider」

大振幅振動台「E-Spider」

  • テーブルサイズ:縦・横4m
  • 最大積載重量:3t
  • 最大加速度:1G(水平)0.9G(上下)
  • 最大変位:±150 cm(水平) +90cm/-70cm(上下)
  • 地震による揺れや地震対策の効果を体感できるキャビン(VR機能装備)を搭載可能
「E-Spider」

実験例・成果例

仙台管区気象台観測波(2011年3月11日)加振による超高層建物モデルによる振動実験
鉄筋コンクリート造建物モデルの崩壊実験
設計用地震動(告示波)×400%加振

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