シミズの投資開発事業 シミズの投資開発事業

投資開発事業の環境への取り組み

投資開発事業の環境配慮への取り組み

SHIMZ Beyond Zero 2050
SHIMZ Beyond Zero 2050

シミズグループは、環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero 2050」を掲げ、目指すべき持続可能な社会を「脱炭素」「資源循環」「自然共生」の3つの視点で捉え、イノベーションによる豊かな環境価値の創造に取り組んでまいります。
投資開発本部では不動産の開発・運営において、賃貸物件の省エネルギー性能の向上や再生可能エネルギー電力の導入、入居テナント様との協働によるエネルギー使用量の削減などによって、サプライチェーンを通した脱炭素社会に貢献していきます。

投資開発本部で掲げる4つの目標

実質再生可能エネルギー電力を100%導入します CO2排出量を20%削減します 外部承認を100%取得します エネルギー消費量、廃棄物量を公表・削減します 実質再生可能エネルギー電力を100%導入します CO2排出量を20%削減します 外部承認を100%取得します エネルギー消費量、廃棄物量を公表・削減します
  • ※1当社の持分割合(管理権限を含む、以下同様)が50%以上、かつ、当社が電力需給契約を締結しているオフィスビル・物流施設
  • ※2当社の持分割合が50%以上、かつ、延床面積1,000m2以上の保有物件
  • ※3当社の持分割合が50%以上のオフィスビル・物流施設などの2022年3月以降新規開発物件
    2021年3月時点の主要保有物件は、外部認証を100%取得済み

国内の保有物件のエネルギー消費量・CO2排出量

2020年度【基準年※】 2021年度 2022年度
延床面積(当社持分) 712,830 m2 873,691 m2 917,494 m2
対象物件数 19 棟 25 棟 27 棟
エネルギー消費量
 電気消費量 47,784 MWh 64,121 MWh 71,763 MWh
 再生可能エネルギー(自家発電) 12 MWh 12 MWh 38 MWh
 燃料消費量(ガス・重油・その他燃料) 3,616 GJ 47,061 GJ 31,452 GJ
 その他の熱消費量(蒸気・温水・冷水) 116,031 GJ 213,868 GJ 224,791 GJ
エネルギー消費原単位 0.824 GJ/m2 1.018 GJ/m2 1.047 GJ/m2
CO2 排出量 27,543 t-CO2 31,657 t-CO2 32,472 t-CO2
CO2 排出量原単価 0.038 t-CO2/m2 0.036 t-CO2/m2 0.035 t-CO2/m2
  • 2020年度はコロナ補正後の数値

外部認証の取得状況

国内 外部認証取得率(2022年度末時点) 100%

国内 外部認証取得率(2022年度末時点)

100%

主な外部認証取得実績

DBJ Green Building認証

DBJ Green Building認証は、環境・社会への配慮がなされた不動産を支援するために、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が創設した認証制度であり、対象物件の環境性能に加えて、防災やコミュニティへの配慮などを含むさまざまなステークホルダーへの対応を含めた総合的な評価に基づき、社会・経済に求められる不動産を5段階で評価・認証しています。

CASBEE建築評価認証

CASBEE建築評価認証は、CASBEE-建築(新築)などで評価された建築物について、その評価内容を審査し的確であることを第三者機関が認証する制度です。評価結果は、「Sランク」から「Aランク」、「B+ランク」、「B-ランク」、「Cランク」の5段階です。

CASBEE不動産評価認証

CASBEE不動産評価認証は、CASBEE-不動産で評価された建築物について、その評価内容を審査し的確であることを第三者機関が認証する制度です。評価結果は、CASBEE建築評価認証と同様の5段階です。

BELS(ZEB含む)認証

BELSとは、建築物省エネ法に基づき創設された、建築物の省エネルギー性能を評価する公的制度です。第三者機関により、国が定める建築物エネルギー消費性能基準に基づく一次エネルギー消費量が評価・検証されます。評価結果は、省エネ基準値に対するビルの省エネ効率を示すBEI(Building Energy Index)の値に基づく5段階です。

また、ZEB(Net Zero Energy Building)とは、快適な室内環境を保ちながら、⾼断熱化、⽇射遮蔽、⾃然エネルギー利⽤効率の⾼い設備を使用するなど、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電などによりエネルギーをつくることで、年間で消費する建築物のエネルギー量を⼤幅に削減し、エネルギー収⽀ゼロを⽬指した建築物です。BELS の評価制度において、「ZEB」、「Nearly ZEB」、「ZEB Ready」、「ZEB Oriented」の4段階があります。

LEED認証

LEEDとは、非営利団体USGBC*が開発・運用し、GBCI**が認証の審査を行っている、ビルト・エンバイロメント(建築や都市の環境)の環境性能評価システムです。
認証の種類には、「BD+C (建物設計と建設)」、「ID+C (インテリア設計と建設)」、「O+M (既存建物の運用-保守)」、「ND(近隣開発)」、「HOMES (ホーム)」、「Cities and Communities (シティー & コミュニティ)」の5種類があります。なお、評価結果は、「PLATINUM」、「GOLD」、「SILVER」、「SERTIFIED」の4段階です。
※USGBC*: U.S. Green Building Council, GBCI**: Green Business Certification Inc.

WELL認証

WELL認証とは、人々の健康とウェルネスに焦点を合わせたビルト・エンバイロメント(建築や街区の環境)の性能評価システムです。人の健康とウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好であること)に影響を与えるさまざまな機能をパフォーマンスベースで測定、評価、認証します。
設計、建設、運用のベストプラクティスと、エビデンスに基づいた医学的および科学的研究を組み合わせ、人の健康とウェルビーイングをサポートする建築や街区の環境を評価します。
尚、評価結果は、「Platinum」、「Gold」、「Silver」、「Bronze」の4段階です。

ABINC認証

ABINC認証とは、JBIB(一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ)が開発した、いきもの共生事業所R推進ガイドラインの考え方に沿って計画・管理され、かつ土地利用通信簿で基準点以上を満たし、当審査過程において認証された事業所のことです。

グリーンプロパティ+シリーズの紹介

グリーンプロパティ+シリーズ

グリーンプロパティ+®とは

シミズが持つ 「ecoBCP」 の技術に加え、 再エネ電力導入や先端的な省エネ性能などの サプライチェーン全体のカーボンゼロに寄与する技術・サービスを付加 (+PLUS)する 賃貸物件を「グリーンプロパティ+®」シリーズとして展開します。

「グリーンプロパティ+」は、清水建設株式会社の登録商標です(登録第6495398号)。

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