中期経営計画<2024-2026>をスタート、
戦略実行力の向上へ経営基盤を強化し、 「超建設」のマインドセットのもと、 お客様や社会の期待を超える新たな価値を創造していきます。当社グループは、長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」で掲げている「スマートイノベーションカンパニー」を目指し、変革と挑戦を続けています。
2024年度より新たにスタートした中期経営計画<2024-2026>では、基本方針を「持続的成長に向けた経営基盤の強化」としました。前中期経営計画期間で浮き彫りになった経営課題を解決し、持続的成長につなげていくためには、厳しい経営環境の中にあっても、描いた戦略を着実に実行できる力を高めていくことが不可欠であり、そのためには経営基盤の強化が最重要であると考えています。特に「経営基盤のコアである人財と組織力の成長」と「機能連携の強化によるサステナビリティ経営の進化」を図り、戦略実行力の向上を目指していきます。経営基盤の強化に注力し、事業展開を強力に推進することで、持続可能な未来社会の実現に貢献していきます。
当社グループには、創業から220年の歴史を礎とした伝統と技術があります。これを未来へつなぎ、新たな歴史を築き続けていく挑戦に、私たちは「超建設」の新たなマインドセットで取り組みます。
「超建設」とは、これまで当社は建設自体を目的として事業活動を行ってきましたが、今後、建設は目的であると同時に、ニーズを具現化するための一つの手段として捉え、様々なサービスによって新たな価値を提供していくという考え方です。お客様や社会の本質的なニーズや課題を積極的に探究し、建設を含むあらゆるサービスを通じて、新たな価値を提供することで、お客様や社会の発展に貢献するとともに、私たちも共に成長していきたいと考えています。
一つひとつのしごとに情熱を注ぎ、子どもたち、さらにその先の子どもたちの時代に価値ある建造物や事業を築いていく。それが私たちシミズの「子どもたちに誇れるしごと」です。
2024年9月
清水建設株式会社
代表取締役社長