当社は、日本にとどまらず世界各地で地域の問題を解決するため、社会貢献活動を行っています。ここではその主な取り組みについて紹介します。
マングローブ植樹活動
2009年より、タイ・シミズ社では、地域の森林保全・生態系保全を目的に、従業員とその家族、地域の方によるマングローブ林の植樹活動を実施しています。
海外での見学会(ベトナム)
当社はベトナム・ホーチミン市で快適な交通環境を提供することを目指し、同国初の地下鉄建設工事を行っています。
それに伴い、ベトナム・ホーチミン地下鉄建設所において、現地の日本人学校の児童向けの現場見学会を継続的に実施しています。
ベトナム初の地下鉄工事に対する児童の関心は非常に高く、現場事務所で駅舎やシールドマシンの模型を見た後、地下の駅舎工事現場に入り、工事の様子を間近で感じてもらいました。
海外で暮らす日本の児童にとって、日本とベトナムの友好の象徴である本工事を誇りに感じてもらう絶好の機会になっています。
TABLE FOR TWOプログラムへの参加
世界の約70億人の人口のうち、10億人が飢えにあえぐ一方で、10億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しんでいます。この深刻な食の不均衡を解消するため、2007年の秋に日本で特定非営利活動法人TABLE FOR TWOが創設されました。当社も2012年度より参加しています。
同プログラムでは、対象となる食品を購入すると、1食につき20円の寄付金が、開発途上国の子どもの学校給食になります。
ガーナ野口博士記念日本庭園での清掃活動(ガーナ)
当社は2017年に西アフリカのガーナ共和国で日本国無償工事(野口研究所先端感染症研究センター建設工事)を受注しました。
首都アクラにあるコレブ病院の敷地内には、当時の野口英世博士の研究所が残されており記念日本庭園として、現地の方々の憩いの場になっています。庭園内には野口博士の胸像と記念石碑も建立され、今もなお野口博士の黄熱病研究の功績が、現地の方々によって讃えられています。
その偉大な日本人の大先輩が残した功績を風化させないように、また歴史ある風景を維持するために、野口記念医学研究所先端感染症研究センター建設工事の職員とそこで働く現地スタッフが一緒になって、落ち葉の掃き掃除や草むしり、胸像と記念石碑の水洗いなどの清掃活動を、毎月行っています。