社会貢献活動の重点取り組み分野の1つ「教育」では、独自のプログラムで子ども・青少年・社会教育を積極的に推進します。
シミズ・オープン・アカデミー
青少年の方々に、ものづくりの楽しさや建設の奥深さを伝えたいという思いから、公開講座「シミズ・オープン・アカデミー」を開催しています。
本プログラムは2011年度日本建築学会教育賞(教育貢献)を、2013年には日本地震工学会功績賞を受賞しています。
また2018年からは(公社)企業メセナ協議会が認定する「This is MECENAT」に、認定されいています。
2021年度 | 累計(2008年度より) | |
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受講者数 | 824名 | 56,951名 |
開催回数 | 25回 | 1,848回 |
(2022年3月末時点)
コロナ禍の影響で、2021年度は、大部分がオンラインでの開催となり受講者数が減少しました。
アドプトフォレスト“冒険の森づくり”活動
大阪府の森林面積は約56,600haで府域の約1/3を占めていますが、近年は管理がおろそかにされ、荒れた森林が増えつつあります。その一方で森に親しみたいと考える府民が増えており、その想いに応えられる「森づくり」の場が求められています。
そこで大阪府は、事業者等と森林所有者の仲立ちとなり、森づくりを促進するための「アドプトフォレスト制度」を創設しました。
当社関西支店では、「アドプトフォレスト制度」の趣旨に賛同し、2008年に大阪府泉州農と緑の総合事務所及び大阪府立少年自然の家との協定を締結、「冒険の森づくり」活動を開始しました。これは、子どもたちが森林との触れ合いを通じて、森と人との関わりについての理解を深めるとともに、人とのコミュニケーション能力を高めることを意図したものです。
【イベント報告】社会貢献活動「目玉プロジェクト」冒険の森づくり活動(関西支店)
森林教室(自然観察・間伐・植樹等)
樹木、落ち葉、木の実を使った工作体験
ツリーイング(ロープを使った木登り)
野外炊飯
木育活動
東京木工場は木育活動の⼀環として、木工教室をはじめ木工場の見学会、各種学校で木育を行うなど、さまざまな取り組みを行っています。こうした活動は、2021年から(公社)企業メセナ協議会が実施する「This is MECENAT」にも認定されています。
木工教室(全国各地)
2007年から全国各地で、子どもたちに「木のぬくもり」や「ものづくりの楽しさ」を伝えることを目的に、木工教室を開催しています。また、2020年からは自宅で楽しめる「おうちde木工教室」や、オンラインで木工場と中継を結ぶ「リモート木育活動」も実施しています。
工場見学
子どもたちや教育関係者などを対象に、東京木工場の工場見学を実施しています。木工技術や匠の技、木に関する知識を学ぶ機会を提供しています。
各種学校での木育
学校教育活動の一環として、高校生や大学生などを対象に授業を実施しています。
生涯学習「中央区民カレッジ」の開催
東京都中央区が主催する、中央区の地域の歴史、文化に触れる講座やワークショップを取り入れた生涯学習講座に2013年度から毎年1講座を提供しています。地域の方々に建築の魅力を伝えています。
教員の民間企業研修受け入れ
一般財団法人経済広報センターが毎年実施している「教員の民間企業研修」に協力し、幼稚園、高校、専門学校に勤務する20~30代の教員を3日間受け入れています。参加者は、建設業界や当社の事業概要を講義形式で学んだ後、本社、技術研究所、東京木工場を見学し、実際にものづくりが行われている建設現場にも訪れ、最先端のものづくりに触れていただいています。