社会インフラの計画から維持管理に寄与する多彩な技術開発を推進します
社会システム技術センターでは、橋梁・トンネルなどの土木構造物の建設時の生産性向上や既存インフラの強靭化、長寿命化を実現する技術開発を行っています。さらに、GX(グリーントランスフォーメーション)に寄与する洋上風力の他、原子力発電所関連施設に関する研究開発や放射線施設などの遮蔽設計にも取り組んでいます。
土木現場の生産性向上
先進的なデジタル技術を活用した現場管理技術や施工技術などを開発し、土木現場の生産性や安全性向上に貢献します。
インフラ強靭化と長寿命化
老朽化した既存の社会インフラの更新、維持管理、リニューアルに関する技術開発を行い、地震などの災害に強く、長持ちする社会インフラの実現に貢献します。
洋上風力
洋上風力発電は海上風を活用することで陸上風力よりも設備利用率が高く、より大規模な電力供給が可能です。沿岸(着床式)から沖合(浮体式)まで、日本特有の環境である台風、地震や津波に対しても安全なウィンドファームの設計・施工を可能とするため、最先端の気象・海象予測技術、浮体動揺解析技術、地盤解析・遠心模型実験技術を駆使して技術開発を行い、GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に貢献します。
原子力発電所関連施設・放射線関連施設
放射線物理、放射化学、地盤、地下水、地球化学の専門家が、調査、分析、数値シミュレーションの技術を磨きながら、重要な社会インフラである原子力発電所の廃炉や放射性廃棄物の処分に関わる研究開発を行い、福島の復興・再生などに貢献します。また、建設業随一の放射線解析の専門家集団として、医療施設や高エネルギー加速器施設の放射線遮蔽設計に貢献します。