
大型構造物の性能検証を通して安全性確保に貢献します
建物を安全かつ経済的に建設・維持管理するためには、構造性能の十分な把握が重要です。構造研究エリアでは、各種構造物試験機を駆使した実験により、さまざまな構造形式、大きさ、材料の新開発構造物の性能や材料特性を明らかにして実用化につなげています。
実験内容
- 超高層ビル、地下貯蔵施設、シールドセグメント、原子力施設などの大規模モデルの構造実験
- 超高強度RC構造、CLT構造(木造)、大空間構造
- 新素材・ファイバーコンクリート・超高強度鋼材などの材料試験
- 制震デバイスなどの高速載荷試験
- ハイブリッド架構、CFT柱など、特殊工法のモックアップ試験
施設の特徴
構造物試験機
国内最高クラスの載荷能力を誇る30MNと10MNの構造物試験機を備えています。

大反力床・大反力壁
加力実験時の試験体や加力装置の固定に用いられます。
