地球環境に配慮した建設のための技術開発を推進します
最先端の環境技術に関する研究開発をトータルで行います。都市計画や開発事業に必要な「環境」に関する技術課題を、化学試験、生物試験、機器分析により解決します。専門的な実験室、分析室、培養室を駆使してトータルな試験を行なうことにより、より効率的で正確・確実な技術を研究開発することが可能となります。
実験内容
生態系保全、グリーンインフラ技術
- 生物多様性緑化技術、緑地機能の活用技術の開発
生活の安全に関わる技術
- 疫病予防や衛生管理のための防虫方法、防虫建材等の開発
環境浄化、再利用技術
- 河川等水質評価、浄化技術試験とトリタビリティーテスト
- 水質/土壌/臭気等各種浄化対策試験
- 浄化薬剤、廃棄物からのエネルギー獲得/新規基盤剤等の開発試験
サスティナブル/グローバル化のための技術開発
- 中東向け石油随伴水及び油性廃棄物処理技術の開発
- バイオテクノロジーを利用した建設業の新たな事業性の探求
施設の特徴
多目的実験室、物理試験室
土壌/岩石の前処理(破砕、分級等)、物性試験、大型模型試験を実施します。
機器分析室、精密機器分析室
最新の各種精密機器分析により物質の定性、定量を行います。
化学実験室
実験者及び周辺環境に充分配慮した施設により、各種化学分析を実施します。
生物実験室、生態系保全実験室
バイオクリーンベンチ、殺菌装置、植物用培養装置等を完備し、生物汚染に充分配慮した施設により、微生物試験、貴重種保全や生態系に関わる実験を行います。
屋上試験場
貴重種保全技術、緑化技術、藻類屋外培養等の実証試験を行います。
実験例・成果例
- 地域生態系保全・創出技術(ビオトープ、絶滅危惧生物保全)
- 都市緑化(屋上・壁面・水辺)技術、都市生態系ネットワーク評価技術
- 各種調査/浄化の新技術開発及び大規模浄化工事への適応