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病院づくり

地方都市型病院を戦略づくりからトータルに支援
西条中央病院

西条中央病院

病院づくり地方都市型病院を
戦略づくりからトータルに支援
西条中央病院

半世紀を超えて続く地域の医療拠点

西条中央病院は、愛媛県西条市で60年を超えて続く、歴史ある病院です。
大原孫三郎氏が創設した株式会社クラレの企業立病院として開設され、長年にわたって職域病院の使命を果たしてきました。現在では、西条市および周辺地域の住民のために質の高い医療を提供しています。
シミズは、地域に根ざす西条中央病院の老朽化病棟の建て替えを、総合的にお手伝いしました。

地方都市の中小病院の生き残り戦略

高齢化が進んだ西条地域では、将来人口の減少が予測されます。そうした中での経営戦略として、地域ニーズに応え、経営にも寄与する病棟構成をお客様と一緒に検討しました。
同時に、無理のない投資予算を見極め、当初想定されていた全面建て替えではなく、一部建て替えを選択。その際、マーケティングや事業収支シミュレーションなどのエビデンスを有効に活用し、お客様の納得感を高めていくことに注力しました。

事業収支シミュレーション

病棟構成

今後ニーズが増えるリハビリや退院支援のための病棟の割合を増やして、経営的にも患者数の増加と増収効果が見込める病棟構成としました。

投資規模

全面建て替えをやめて、一部建て替えにすることで、無理なく返済できる投資規模を採択。事業収支シミュレーションを用いて、適正な予算規模を検証していきました。

有利な戦略づくりをお客さまと一緒に検討

地域に愛される、シンボリックな橋のある病院

新しい病院は、シンボリックなガラス張りのブリッジが新棟と既存棟の機能をつないでいます。
新棟は状態の重い患者さんのための機能(急性期)、既存棟は急性期を脱しリハビリや退院支援が必要な患者さんや、長期入院する患者さんのための機能(回復期・慢性期)を有しています。西条の豊かな風景を映し出す架け橋は、地域の人びとと病院をつなぐ願いの象徴にもなっています。

2つの機能をブリッジでつなぐ
地元の風土を取り込んだ心地良い空間
2つの機能をブリッジでつなぐ

地元の風土を取り込んだ心地良い空間

西条の「うちぬきの水」は、日本名水百選にも選ばれた名峰・石鎚山の伏流水。この水を利用した「西条和紙」の産地であることにちなみ、「和紙・水・光」をイメージした空間を計画。エントランスホールはやわらかな曲線形状の吹き抜けに、不織布に自然光と間接光を組み合わせたやさしい光があふれる空間としました。メタリックグレーの床材や石の受付カウンターで石槌山の力強さを表現し、受付背面には和紙の壁紙を用いるなど、西条らしさを随所に感じられる意匠を施しています。

不織布と自然光、間接光の組合せでやわらかい空間を演出(エントランスホール)
不織布と自然光、間接光の組合せでやわらかい空間を演出(エントランスホール)
受付の背面には和紙を加工したクロスを使用
受付の背面には和紙を加工した壁紙を使用
西条の風景が一望できる病室
西条の風景が一望できる病室

事業パートナーとしての意識

西条中央病院では、お客様と一緒に設定した目標コストに収めるために、建設費だけでなくプロジェクトの総予算のマネジメントまで任せていただきました。関係者が非常に多い病院プロジェクトでは設計変更も多く、多岐にわたる予算の把握が難しく、こうした全体マネジメントは重要な機能です。
シミズは、施設づくりにとどまらない幅広い業務をご提供しています。