病院づくり

患者さんを第一に考えた「おもてなしのしつらい」を実現
愛全病院

2017年11月、愛全病院(北海道札幌市)の建て替え工事が完了し、グランドオープンを迎えました。

病院づくり患者さんを第一に考えた
「おもてなしのしつらい」を実現
愛全病院2018.11.06

2017年11月、愛全病院(北海道札幌市)の建て替え工事が完了し、グランドオープンを迎えました。
愛全病院とシミズのお付き合いは30年にわたり、これまでに複数の施設の設計・施工を担当させていただきました。新病棟は、その長きにわたるパートナーシップが十分に生かされた「おもてなしのしつらい」となっています。

ホテルのようなしつらいにこだわる理由

1969年の開設以来、札幌市の高齢者医療のパイオニアとして地域を支えてこられた愛全病院。同院には、1年を超えて入院される患者さんが多くおられます。
「このような患者さんが快適に過ごすために、病院はどうあるべきか?」
この答えとして導き出したのが「おもてなしのしつらい」でした。

ホテルのような家具が揃うエントランスフロアは、「入院している」ことを忘れてしまうような感覚すらあります。
病室を出て、食堂やラウンジに出かける際には、ちょっとした外出のように「身だしなみを整えて行きたい」という気持ちになり、単調になりがちな入院生活にハリを与えてくれるのです。
病院が、美しく居心地の良い場所となったことで、お孫さんを連れてお見舞いに来られるご家族が増えていることも、患者さんの生きがいを増やすことにつながっています。

快適に過ごしてほしいという患者さんへの思いやりから生まれた、ホテルのようなエントランスホール・総合受付
快適に過ごしてほしいという患者さんへの思いやりから生まれた、
ホテルのようなエントランスホール・総合受付
お洒落をして行きたくなる美しい愛全ラウンジ
お洒落をして行きたくなる美しい愛全ラウンジ

また、歩行訓練の時間を楽しめるよう、廊下の至るところに絵画や写真が飾られています。「入院中であっても、前向きに過ごしてほしい」という患者さんへの想いの表れです。
このような患者さんへの「おもてなし」の思想は、病院の隅々にまで行きわたっています。

外来待合。至るところに絵画や写真が飾られている
外来待合。至るところに絵画や写真が飾られている
エントランス正面の風除室にも彫刻が
エントランス正面の風除室にも彫刻が
やわらかい雰囲気のスタッフステーション
やわらかい雰囲気のスタッフステーション
シャンデリアが設置されている1階エレベーターホール
シャンデリアが設置されている1階エレベーターホール

「エネルギー設備サービス」を初めて採用

患者さんを最優先する考えは、冷暖房や給湯などのエネルギー設備においても徹底されています。
今回、エネルギー設備の一部の資金調達をシミズが行い、定額制のエネルギーサービスを提供するという新たなスキーム「エネルギー設備サービス」を初めて採用いただきました。初期投資や定期的な維持管理費用、突発的なトラブルなどに対応する修繕費用が不要になるとともに、対応はすべてシミズが行うので、愛全病院にとっては本業に専念できるというメリットがあります。

シミズのエネルギー設備サービスは、建物に合わせた最新・最適な設備をご提案できる上、手間もかからない
シミズのエネルギー設備サービスは、建物に合わせた最新・最適な設備をご提案できる上、手間もかからない
初期投資を抑え、毎月一定額で最新・最適な機器を運用することができる
初期投資を抑え、毎月一定額で最新・最適な機器を運用することができる

長きにわたるパートナーだからこそ

シミズは、長きにわたり病院建設のパートナーとしてお手伝いをさせていただいているからこそ、“患者さん第一”という愛全病院の想いを深く理解した上で、医療現場の課題をとらえることができました。例えば、患者さんの自立支援を目的にトイレを病室のすぐ近くに設置したことで、リハビリに熱が入り、自らトイレに向かう傾向が強まったといううれしい報告が寄せられています。
良いものづくりには、お客様とのパートナーシップが不可欠であり、長い間の信頼関係が、お客様の想いや考えをさらに高いレベルで実現できることにつながるのだと、シミズは考えています。

お客様から

愛全病院 理事長 赤塚知以様

清水建設さんとはお付き合いが長く、施設づくりにおける価値観を共有できていますし、これまで手掛けていただいた施設すべてに“心”が入っているので、今回の新病棟建設も安心してお任せできました。
患者さんが長期に入院される病院ですので、居心地の良い優しい施設にしたい。また、ここで働く職員も優しくあってほしいと、職員教育にも力を入れています。施設と職員、その相乗効果で、愛全病院に関わるすべての人がハッピーになることが私の願いです。
お見舞いに来られたご家族同士が「来るのが楽しみですよね」「帰りにラウンジでお茶しましょう」などと話しておられる様子を見ると、胸が熱くなります。

愛全病院 理事長 赤塚知以様

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