【イベント報告】「教員の民間企業研修」を開催
2025年7月24日、7月25日の2日間、一般財団法人経済広報センターが主催する「教員の民間企業研修」が、東京都の当社関連施設で行われました。
本研修は、学生の夏休み期間中に小・中・高等学校の教員を会社に招き、企業の事業活動や実務内容、人財育成、SDGsへの取り組みなどについて理解を深め、今後の学校運営や生徒への指導に役立てていただくことを目的としています。
当社は2012年から協力しており、12回目となる今年は、東京都荒川区と千葉県松戸市の小・中学校から21名の教員が参加しました。
研修では、当社の事業内容やDX戦略、働きがいのある職場作りに向けた取り組みについて講義を実施しました。また、イノベーションと人財育成の拠点である「温故創新の森 NOVARE」や、開発技術の実証や情報発信の場である「技術研究所」を見学。NOVAREでは、新しいアイデアを生み出すための工夫が凝らされたオフィス「NOVARE Hub」をご案内し、座学だけでなく、実際に施設を見て回ることで、具体的な工夫点や、そこで働く人々の様子を肌で感じていただきました。


さらに、都内の超高層ビルの建設現場を見学しました。普段足を踏み入れることのできない工事現場で、最新の建設技術や巨大な重機が稼働する様子を間近で体験。見学後には、現場で活躍する若手従業員との交流会も設け、建設業のスケールの大きさや社会的意義について理解を深めてもらいました。
研修の最後には、教員の方々と当社従業員によるグループワークを実施しました。
「仕事のやりがい」や「人財育成」、「教育現場と建設業界の共通点」などについて活発な意見交換が行われ、異なる立場や環境の方が意見を出し合うことで、参加者それぞれの「気づき」に繋がりました。


参加した教員の皆さんからは、「学校という環境がどれだけ閉鎖的だったか分かった」「実際に体験してみることで建設業に対する興味がわいた」「清水建設の取り組みを生徒に伝えたい」などの感想が寄せられました。
今回の研修で得た学びが、今後の学校運営に活かされるとともに、次世代を担う子どもたちへ建設業の魅力が伝わることを願っています。