【イベント報告】教員の民間企業研修を実施

2019年7月24日から3日間、一般財団法人経済広報センターが主催する「教員の民間企業研修」を実施しました。

「教員の民間企業研修」は、小・中・高等学校などの教員が、夏休み期間中に民間企業で研修を受け、企業活動の考え方や企業の環境問題への取り組みなどについて理解を深め、その体験を学校運営だけでなく、授業などを通して子どもたちへ伝えてもらうことを目的としたものです。当社は2012年から受け入れを開始し、8回目となる今年は、東京都国立市の小・中学校の教員10名に研修を行いました。

「安全・安心への取り組み」と題した講義では、実在する地方都市をモデルにして、まちに潜むさまざまなリスクを発見し、実際に災害が起きた際の対応や避難経路等についてグループで議論しながらハザードマップの作成を行いました。巨大台風、ゲリラ豪雨や地震など、近年多発している自然災害に備えることの重要さを、子どもたちに教えてもらうことを意図しています。

グループに分かれリスクを検討
グループに分かれリスクを検討
ハザードマップ作成
ハザードマップ作成

現場研修では、武蔵小金井駅南口にある再開発の現場を見学。施工方法、安全対策などの説明により、建物が完成するまでにさまざまな過程があること、また実際に現場で働く職人さんらの様子を見学し、当社や建設業が果たす役割について知ってもらいました。

現場見学後には、同年代の当社社員と意見交換会を行い、それぞれの仕事に対する想いや現在抱えている悩み、将来の目標などについて話し合いました。

現場見学の様子
現場見学の様子
現場若手社員との意見交換会
現場若手社員との意見交換会

このほか、当社の経営や歴史の講義、東京木工場での木工体験、技術研究所では最新の建設技術を見学するなど、さまざまなプログラムを体験したことで、当社や建設業についての理解を深めてもらいました。

研修での体験を、今後の学校運営に活かすとともに、次世代を担う子どもたちへ建設業の魅力を伝えてもらうことを願っています。

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