教員の民間企業研修を実施

8月22日から8月24日の3日間、一般財団法人経済広報センターが主催する「教員の民間企業研修」を実施しました。

「教員の民間企業研修」は、小・中・高等学校などの夏休み期間中に、教員が民間企業で研修を受けるプログラムです。「子どもたちに誇れるしごとを。」をコーポレートメッセージとする当社の取り組みをご理解いただき、研修での体験を子どもたちへ伝え、今後の学校運営などにも活かしていただくことを目的に実施しています。当社は2012年から受け入れを開始し、6回目となる今年は町田市の小学校教員9名に研修を行いました。

「*BCPの取り組み」では、実在する地方都市をモデルにして、学校周辺の地域の特徴を理解したうえで災害発生時におけるハザードマップを作成し、地震、大雨、津波といった様々な災害に備えることの大切さを学んでもらいました。
*BCP=事業継続計画(Business Continuity Planの略)

ハザードマップを作成
グループに分かれて発表

建設現場研修では、普段見ることのない仮囲いの中へ実際に入って施工の様子を見学し、「建設業」を身近に感じてもらいました。また、見学後には、現場に携わる同年代の当社の技術系社員と意見交換をし、仕事に対する思いや現状についてお互いに理解を深めました。
大手ゼネコン唯一の自社工場である東京木工場(東京都江東区木場)では、当社が創業から受け継いできた木工技術の取り組みを紹介しました。また、東京木工場に隣接し、2017年4月にグランドオープンしたものづくり研修センターでは、主に施工系技術者への実践的な研修施設を見学。ものづくりの「心」と「技」の伝承に対する当社の取り組みについて理解を深めていただきました。

建設現場を見学
同年代の社員と意見交換

今回研修を受けた教員の方々からは、「建設業に対する理解が深まった」「全く別の業界だと思っていたが、共通する部分もあり勉強になった」「研修で得たことを教育の場でも活用したい」などの感想が寄せられました。

教員の方々には、次世代を担う子どもたちに建設業の魅力を伝えていただき、また研修で共に学んだ教員の仲間とのつながりを大切にしていただくことを期待しています。