社会貢献活動「目玉プロジェクト」冒険の森づくり活動(関西支店)

清水建設では、経営の基本理念である「論語と算盤」、コーポレートメッセージ「子どもたちに誇れるしごとを。」およびCSR・CSVの考え方に沿って、豊かな地球とそこに住むすべての人々が幸せに暮らす未来社会をつくるために、企業市民として積極的に社会・地域に貢献することを目指しています。各部門では地域の課題や特性に対して、当社がなすべきことの議論を行い、軸となる活動を部門の社会貢献活動の「目玉プロジェクト」として定めて、継続的・主体的に活動を行っています。

11月17日、大阪府立少年自然の家(大阪府貝塚市)において「冒険の森づくり」活動を行いました。この活動は「大阪府アドプトフォレスト制度」に参画したもので、大阪府泉州農と緑の総合事務所および大阪府立少年自然の家と協定を締結し、2008年から始めています。次世代を担う子どもたちが森林との触れ合いを通じて、森と人との関わりについての理解を深めるとともにコミュニケーション能力を高めることを目的としており、今回で15回目を迎えます。関西支店では、社会貢献活動の「目玉プロジェクト」としてこの活動を長きに渡り支援しており、2013年には大阪府知事から感謝状を、また2014年には内閣府の「子どもと家族・若者応援団表彰」の「子ども・若者育成支援部門」において内閣府特命担当大臣表彰を受賞しました。

竹林の間伐を体験
間伐した竹を使って竹工作を体験

当日は、一般公募で集まった親子54名が竹林の間伐・竹工作とツリーイング(木登り)を体験。まず始めに大阪府泉州農と緑の総合事務所の方から、森と生物多様性についてクイズ形式での講話があり、竹林の間伐・竹工作体験では、ボランティアの和泉葛城ネイチャーの皆さんの指導の下、使い慣れないノコギリを使用して竹林の間伐を実施し、間伐した竹を使用してオリジナルの一輪挿しの制作を行いました。 ツリーイング体験では、最初は苦戦しながらも徐々にコツをつかみ、最後には木の幹に座ることができる子どももいました。好天にも恵まれ、多くの子どもたちが自然を満喫することができ、笑い声と笑顔が溢れるツリーイング体験になりました。

ツリーイングを体験
ツリーイングを体験

この冒険の森づくり活動を通じて、次世代を担う子どもたちが、少しでも環境保全について考えるきっかけになることを期待して、当社は引続き同活動を支援していきます。

冒険の森づくり活動に参加したみなさん