ユニバーサルデザインとは、障がいの有無や能力差などを問わずに、できるだけ多くの人が利用可能であるように建物や空間をデザインすることです。当社は、施設の設計においてユニバーサルデザインを積極的に取り入れています。
すべての人々にとって、快適で利用しやすい施設や環境を提供することで、不公平、不平等のない社会の構築に貢献しています。
ユニバーサルデザイン導入事例
市民のためのユニバーサルデザイン
2019年6月に完成した「かみす防災アリーナ」は、アリーナやプール、音楽ホールなどを備え、災害時には地域の防災拠点として、避難所機能および救援・救護活動スペースなどの機能を備える多目的施設です。
コミュニケーションコリドー
- 施設内を楽しく巡ることができる、段差のない空中スロープ
- 公園を望む、スロープ付きの基壇デッキ
- あらゆる世代が容易にアクセスできる、開放可能な建具
アリーナ
- 出入口からフラットにアクセスでき、視線にも配慮した車いす用スペース
- 災害時には横になれるフラットな座席
プール
- 大人、子ども、身障者それぞれの出入口、更衣室、シャワー室、トイレの設置
- 目的に応じた深さに設定可能なプールの可動床
- 可動床に対応した車いす用プールスロープ
- 見学ラウンジから保護者が見守ることのできる子ども用プール
音楽ホール
- 1階からフラットにアクセスできる舞台と、車いす用スペース
- 小さい子どもでも気兼ねせずに音楽を楽しめる、車いすスペース付きの親子席
- 個人・グループ問わず対応可能で、災害時には横になれる跳ね上げ式の観客席
その他
- 多様な居場所を実現する可動家具
- わかりやすいグラフィックと色彩を用いたサイン計画
- 車いす対応エレベーターの設置
- 多目的トイレの設置