当社グループは、長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」に掲げる「安全・安心でレジリエントな社会の実現」、「健康・快適に暮らせるインクルーシブな社会の実現」、「地球環境に配慮したサステナブルな社会の実現」に向けて、イノベーションと人財育成の拠点となる「温故創新の森 NOVARE」を整備し、2024年3月から施設全体の一体運用を開始しました。
NOVAREは、拠点の核となる「NOVARE Hub」、生産革新を目指す研究施設「NOVARE Lab(技術研究所潮見ラボ)」、体験型研修施設「NOVARE Academy(ものづくり至誠塾)」、歴史資料展示施設「NOVARE Archives(清水建設歴史資料館)」と、創業家二代目当主の二代清水喜助が設計・施工を手掛けた「旧渋沢邸」の5つの施設で構成しています。大自然の中で「森」が動植物や土壌、水、大気の循環を促す生態系(Ecosystem)を形成するように、構成する施設がそれぞれ自立かつ連携しあい、ものづくりの原点に立ち返り進取の精神を育む場、国内外の知を結集し新たなイノベーションを創出する場となることを目指しております。
本グリーンボンドの発行及び活用により、幅広いステークホルダーの皆様に対して当社のサステナビリティ経営に基づく事業姿勢と取り組みをお示しするとともに、今後も人々が豊かさと幸福を実感できる、持続可能な未来社会の実現に貢献してまいります。
本発行にいたる、フレームワークについては、以下をご参照ください。
・清水建設サステナビリティボンド・フレームワーク
グリーンボンド概要
名称 | 清水建設株式会社第35回無担保普通社債 (社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド) |
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条件決定日 | 2024年7月12日 |
発行日 | 2024年7月19日 |
発行総額 | 110億円 |
発行年限 | 5年 |
利率 | 0.858% |
資金使途 | 全額を当社の保有施設である「温故創新の森 NOVARE」内のグリーンビルディング認証(Nearly ZEB)を取得した施設建設資金のリファイナンスに充当予定 |
主幹事 | 野村證券株式会社 |
取得格付 | A+ 株式会社格付投資情報センター(R&I) |
適格性に関する第三者評価
当社は、2023年1月にサステナビリティボンド・フレームワークを策定し、国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則2021」、「ソーシャルボンド原則2021」、「サステナビリティボンド・ガイドライン2021」、環境省の「グリーンボンドガイドライン2022年版」及び金融庁の「ソーシャルボンドガイドライン2021年版」に適合する旨のセカンドオピニオンを株式会社格付投資情報センター(R&I)から取得しております。なお、中期経営計画〈2024-2026〉策定に伴い、2024年6月にフレームワークを一部改訂しております。
R&I セカンドオピニオン:企業等が定めるグリーンボンドのフレームワークが、グリーンボンドガイドライン等に適合していることを評価する、R&Iの意見。
詳細は、R&Iホームページ(PDF:3,540kB)をご参照ください。
本グリーンボンドに関する投資表明
本グリーンボンドへの投資表明をしていただいた投資家をご紹介いたします。
(条件決定日時点)
<投資表明投資家一覧>(五十音順)
- アセットマネジメントOne株式会社
- 株式会社オーテック
- 株式会社神奈川銀行
- 京都中央信用金庫
- ニッセイアセットマネジメント株式会社
- 兵庫信用金庫