脱炭素
取り組み方針
- シミズグループは、「2050年カーボンニュートラル」に向けて、温室効果ガス排出削減目標(1.5℃水準)を設定しました。
- この目標に基づき、Scope1・2(施工時・自社施設運用時)の削減は勿論のこと、サプライチェーンを通じてScope3(資材製造時・建物運用時など)の削減にも積極的に取り組んでいきます。
- さらに、新たな脱炭素技術の開発、グリーンエネルギー事業、再生可能エネルギー施設の建設などにより、脱炭素社会を牽引していきます。

シミズグループのCO2排出量の現状
シミズグループのCO2排出には以下のような特徴があります。
- Scope1+2は6%、Scope3は94%であり、ほとんどがScope3です。
- Scope1+2では、施工時のCO2排出量が70%を占めています。
- Scope3の内訳をみると、資材製造時(Category1)と建物運用時(Category11)が85%を占めています。

2024年度データに基づく

ロードマップ

資源循環
取り組み方針
- シミズグループは、これまで建設副産物の最終処分ゼロを目指し、4R活動(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)を精力的に推進し、一定の成果を得てきました。
- 今後は、従来の4Rに加えて、資源投入量・消費量を抑えつつストックを有効活用しながら価値最大化を図る「サーキュラーエコノミー」への貢献を目指します。
- すべての自社活動において資源の循環を指向することにより、脱炭素や自然共生にも貢献していきます。

ロードマップ

自然共生
取り組み方針
- 建設業は、土地の改変や樹木の伐採など、自然環境に及ぼす影響が注目されがちです。
- シミズグループは、「2030年ネイチャーポジティブの実現」という国際的な目標も踏まえて、手始めに自社オフィス・保有施設による生物多様性の損失を2030年までに反転させます。また、すべての事業活動による生態系への負の影響を2050年までにゼロにすることを目指します。
- さらに、グリーンインフラを導入することで、みどりの「多機能性」を生かした景観の形成や、地域社会の課題解決を通じた自然資本の保全により、地域の生物多様性がプラスされた豊かな環境を次世代に残していきます。

ロードマップ
