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女性管理職座談会「活躍するシミズウーマン」

やりがいと部下育成のはざまで

西岡:管理職になって変わったことはありますか。

山田:お客様の対応が変わった実感があります。係員としてお客様のところに伺っていた頃は、先方の経営陣と直接話せる機会は少なかったですが、管理職になってからは、重要な話や相談事を直接していただけるようになりました。

四国支店 山田京子

小澤:相手の対応の変化に加え、自分の権限内で決定・指示ができ、仕事がしやすくなったと思います。また若手を指導する時、肩書があることで教える方も教わる方も良い自覚が生まれると実感しました。

西岡:逆にうまくいかなかったことはありますか。

鳥山:室長になった時、実務に携わりたいという気持ちと、部下に動機付けしてやってもらうという役割との間で葛藤を覚えました。最近になって、リーダーのスタイルはさまざまで、私が実際にスケッチをして細かいことも一緒に考えた上で指示を出す方法も、チームをまとめ、育てる1つのスタイルと思うようになりました。

安冨:技術者としてより高いレベルを目指すには、経験値を貯め続けることが必要だと考えていますので、支援業務に注力できないことには不安を感じています。グループ長としては、人材育成と働き方改革のバランスも新たな課題だと思っています。私はより多くの経験を積むために、体力勝負で働いてきました。管理職になってからは、仕事の幅が広がり面白くなったと感じています。時間的制約がある中で、いかに多くの経験を部下に積ませることができるか、考えていきたいと思います。

小澤:支店では人手が足りないので、管理職になってもプレーヤーとして働かないと成り立ちません。今後は、若手を育てていくことをもっと意識しなくてはと思います。

山田:営業担当は管理職でも一プレーヤーですが、グループをまとめながら活動する立場となり、時間配分の難しさを感じています。

思い込みを捨て、自分らしく取り組む

西岡:女性であることを意識することはありますか。

鳥山:男性中心の企業文化を変えようというトップの意志は急速に浸透しており、もう性別という垣根はないと思っています。むしろ私自身が、男性たちは「女性は一歩下がることが美徳」と思っていると、自分で自分のチャレンジ精神にブレーキをかけていると感じることがあります。仕事上では、そうした思い込みは捨てなければならないと思います。

安冨:若い世代にとって会社で女性が働いているのは当たり前なので、特に意識していることはありません。「女性活躍推進」という言葉によって、かえって女性であることを意識することはありますが、気負わず、構えず、自分らしくあればいいと思っています。

北海道支店 小澤公代

小澤:私は入社34年目にして、ようやく管理職として対外的な交渉の場に出られるようになり、やっと仕事の楽しさを味わうことができました。この年齢で管理職になって体力的に厳しいこともありますが、これからを担う女性たちのロールモデルになれるように頑張ることが、今の私の使命だと思っています。

鳥山:「女性活躍推進」を目指した女性だけを対象とした研修に、意味を見出せないと思ったこともありました。しかし今では、さまざまな部門や立場の人と出会う良い機会であり、自分が触発され前向きに仕事をするきっかけになっていると思います。

西岡:私も技術者であった頃、女性のみを対象とした企画には抵抗がありました。しかし、私が若い頃と同じ悩みを後輩たちも持っていると知り、「私は私で頑張った」だけでは駄目だと気付きました。今では、「女性活躍推進」という言葉がなくなる日を目指して取り組んでいます。

山田:性別の違いはないと思います。日々のコミュニケーションを大事にし、風通しの良い社内にしたいと思います。また、何かあれば、部署を超えて相談できるような雰囲気作りを日頃から心掛けています。

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