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月面基地

月面基地

宇宙開発計画の基盤 -月の資源を利用した基地計画-

月面拠点は、将来の宇宙開発計画における重要なインフラストラクチャーの1つと考えられています。
その建設には地上で培われた建設技術の多くが応用されると考えられます。
シミズは、永年にわたって蓄積した建設に関する総合技術力を月という新たなフロンティアで活かすべく、構造、材料、施工技術、施設配置計画、居住環境など多様な観点からの研究を積極的に進めています。

月面拠点の建設

構造物と材料の研究

月面では近い将来、科学・天体観測、各種の実験、月資源の活用ならびに観光など、さまざまな活動のための構造物が建設されると考えられます。
初期の構造物には、比較的簡単に組み上がるインフレータブル式やモジュール式などが採用され、その後はしだいに月の資源を利用した構造物へと移行していきます。これは、建設資材は一般にかさばるものや重たいものが多く、これらを地球から月まで運ぶことはあまり現実的ではないからです。
シミズでは、コンクリートをはじめこれらの月面拠点の構造物に利用できるさまざまな材料や構造に関する研究を行っています。

月資源コンクリートを使った基地のイメージ
月資源コンクリートを使った基地のイメージ

施工技術の研究

過酷な月面環境での施工においては、人間による作業を極力減らすことが重要です。
また、基地を拡張する段階では、基地の様々な設備類を運搬、設置する作業や、月の表面を掘削する土木工事も要求されます。
シミズでは、この時に使用される建設機械についても、その要求機能や作業性能、必要エネルギーなどの研究、試算を実施しています。

月面掘削ロボット
月面掘削ロボット

デザイン

月面基地のデザインは、基地が段階的に拡張され、より大規模に発展して行く過程を想定し、それぞれの段階で要求される様々な機能に対応できるよう工夫する必要があります。
シミズは、安全性と効率を重視した施設配置を実現するための基地計画手法の研究に取り組んでいます。

初期の拠点イメージ
初期の拠点イメージ