レイアウト変更対応型生産施設「シミズ・スマートフロアー・ファクトリー®

技術の概要

  • シミズ・スマートフロアー・ファクトリーは、生産施設の将来のレイアウト変更に容易に対応可能な床構造の技術です。具体的には、システム化された柱、梁、プレキャスト床板等によって組み換え可能な床と、多様な設備機器を配置可能な床下ピットを有する点に特徴があります。
  • 生産施設では一般に多くの設備の設置が必要となります。そのため、製造活動のスペースが狭くなったり、生産ラインの変更が困難になったりするケースがあります。その対策として当技術が有効ですが、その場合でも設備移動時のプレキャスト床板の着脱には手間を要するとの課題があります。
  • 当技術は、床下ピットの梁とプレキャスト床板の間に「スペーサ」、「留め部材」、「位置決めプレート」を設けています。
  • 当技術によってプレキャスト床板が着脱し易くなり、床下ピットへの設備の移動を容易とします。その結果、建物内の空間を有効に利用することができます。
図1:生産施設内部
図1:生産施設内部
図2:床下ピット
図2:床下ピット

特許リスト

  1. 特許6252834「地下ピット構造」
    床板をアンカーボルトによって柱に固定する構造
  2. 特許6164479「地下ピット構造」
    柱頭上に架けた梁に床板を設置する構造
  3. 特許6372703「プレキャストコンクリート床板における接合構造および接合方法」
    梁上に「スペーサ」を置き床板の移動や復旧を容易にする方法
  4. 特許6414686「プレキャストコンクリート床板における接合構造」
    梁上に「留め部材」を設け、床板の復旧時の位置決めを容易とする構造
  5. 特許6296289「床ピット構造及びこれの構築方法」
    「床ピット構造及びこれの構築方法 」

実施技術(許諾対象技術)

プレキャスト床板の移動を容易とする地下ピットの構造

実施許諾条件

30万円/年

想定されるライセンシー

設計事務所

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