【イベント報告】IPU・環太平洋大学でシミズ・ボランティア・アカデミーを開催

2020年1月11日(土)、社会貢献活動の一環として、IPU・環太平洋大学(岡山県岡山市)でシミズ・ボランティア・アカデミーを開催しました。

本講座は、障がい者や障がい者スポーツに広く精通したボランティアの養成に寄与することを目的に、2015年に開講しました。2016年度からは官民連携や産学連携で開催し、9回目となる今回はIPU・環太平洋大学の学生と地域の方約90名が参加しました。
講師には、初瀬勇輔氏※1と花岡伸和氏※2を招き、パラスポーツとボランティアの魅力を知る基礎講座と、視覚障がい者の誘導方法や車いす利用者の介助方法を実習する体験型講座を行いました。

基礎講座の様子
基礎講座の様子
車いすでの実技指導
車いすでの実技指導

基礎講座を受け、「パラスポーツへの興味が湧いた」「今までと異なる視点で、東京2020パラリンピックを応援したい」といった声が聞かれました。
また、車いすでの実技講習を受けた学生は、「車いすで生活することの大変さがよくわかった。困っている人を見かけたら積極的に声をかけ、相手の気持ちを思いやりながら手助けしたい」と話していました。

車いすでの介助方法を体験する学生
車いすでの介助方法を体験する学生
階段の昇降を想定した介助体験
階段の昇降を想定した介助体験
視覚障がい者に対し誘導を行う
視覚障がい者に対し誘導を行う
狭い路地を想定した誘導方法を体験
狭い路地を想定した誘導方法を体験

当社は、今後もシミズ・ボランティア・アカデミーを定期開催し、ひとりでも多くの方に受講していただくことで、誰もが輝けるインクルーシブな共生社会の実現に貢献していきます。

  1. 初瀬勇輔氏(2008年北京パラリンピック視覚障害者柔道90kg級日本代表、一般社団法人日本パラリンピアンズ協会 理事)
  2. 花岡伸和氏(2012年ロンドンパラリンピックマラソン5位入賞、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟 副理事長)

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