広島大学でシミズ・ボランティア・アカデミーを開催

2019年2月11日、社会貢献活動の一環として、広島大学東広島キャンパス(東広島市)において、シミズ・ボランティア・アカデミーを開催しました。

本講座は、障がい者や障がい者スポーツに広く精通したボランティアの養成に寄与することを目的に、障がい者スポーツに関する基礎知識や障がい者との接し方を学ぶもので、2015年より毎年度2回開催しています。8回目となる今回は、広島県、広島大学などが2016年に締結した「障がい者スポーツ分野における連携協定」に対する寄付講座として開催。広島大学の学生を中心に約100名が障がい者スポーツやパラリンピックの魅力、ボランティアに求められる基礎知識を、座学と実技を通して学習しました。

パラリンピアン初瀬祐介氏(視覚障がい者柔道)による講義
パラリンピアン初瀬祐介氏(視覚障がい者柔道)による講義

受講者からは、「共生社会には『ハード面』だけでなく『ハート面』が必要と感じた」、「パラリンピックのことを知って、東京2020を新しい視点で楽しむことができそうだ」、「実際に介助される立場を体験して、障がいがある方の気持ちになれてすごく良かった」との声が聞かれました。

視覚障がい者の誘導方法を体験
視覚障がい者の誘導方法を体験
細い路地を想定した誘導方法を体験
細い路地を想定した誘導方法を体験

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功には、ボランティアの存在が不可欠と言われています。
今後も大学や自治体、地域社会などと連携しながら、更にボランティアの輪を広げていき、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に寄与するとともに、誰もが輝けるインクルーシブな社会の実現に貢献していきます

階段の昇降を想定した車椅子介助
階段の昇降を想定した車椅子介助
海外からの留学生も参加してくれました
海外からの留学生も参加してくれました