渋谷ソラスタ

  • 建築
  • オフィス
  • 東京都
  • 2019年

設計担当者から

佐藤 剛也

当ビルでは、超高層オフィスでありながら、外の空気を感じることのできる場所を緑と共に各所に配置。すべてのオフィスフロアに設置したグリーンテラスでは、屋外に出て風や緑を感じることができます。また東西面のダブルスキン外装は、日射負荷を低減させながら、立地条件が持つ眺望を最大限生かす計画としました。 ワークスタイルが変化し場所を選ばずしごとができる時代に、あえてオフィスに来てしごとをすることで得られるものは何か。お客様と議論を重ねて盛り込んださまざまなアイデアを、ここで働く人々に実感していただけたときが、本当のゴールだと思っています。

施工担当者から

髙田 理

「100年に一度」と言われる再開発が進む渋谷。東急不動産ほかによるテナントオフィスビル「渋谷ソラスタ」(仮称・南平台プロジェクト)が竣工しました。 首都高3号線の高架に隣接するため、山留めの偏位を厳しい管理値内に収めるべく細心の注意を払い施工しました。また計画地は周囲より高いため風が強く、鉄骨工事では延べ1カ月ほど作業ができない期間がありました。さらに東西面のダブルスキン外装工事では、落下物を出さない安全管理、施工各階から供給する資材の仮置計画に苦労しましたが、そのかいあって、ユニット式では実現できないフレームの細いシャープなデザインを実現できました。

発注者一般社団法人道玄坂121
プロジェクトマネージャー東急不動産株式会社
設計・監理清水建設・東急設計コンサルタント
設計監修株式会社日建設計
工期2016年7月〜2019年3月
構造・規模S造、SRC造 B1-21F-PH1
延床面積46,954㎡
所在地東京都渋谷区

> Shimz Design Topics:「渋谷ソラスタ」
> Shimz Design Works:「渋谷ソラスタ」

南西側から。手前は首都高速3号線。当ビルは優れた環境性能からCASBEE Sランクを取得している
2階エントランスホール
地上20階においても執務室を1歩出ると緑を感じることができる
緑あふれる屋上のスカイテラス。スカイラウンジ(左)とスカイテラスはテナントの方の共用スペース
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