東映アニメーション新大泉スタジオ










設計担当者から

子どもたちに「夢」と「希望」を発信するお客様の使命にふさわしい、そして、海外の著名アニメーションスタジオに比肩するような建物を目指し、施工と一体になってつくり込みました。 外観は旧スタジオと同じ白を基調とし、老舗企業であるイメージを継承しつつ、新しい時代のスタジオを目指しました。また、さまざまな環境技術を盛り込んだ他、免震構造で災害に強い建物としています。アニメ制作スタッフの方々を思うお客様の考えと、シミズの提案に対する寛大なご理解があって結実した建物です。このスタジオから素晴らしい作品が発信されることを祈念しています。
施工担当者から

外部騒音の抑制や熱負荷を低減する南北面のダブルスキン・ファサード、自然換気を併用する機能的な外装。さらにスタジオ内は16mの長大スパン構造と全面床吹出し空調による天井レスにより、開放感のある快適空間をつくり出しました。また、パーソナル温度環境制御空調や配光照度可変型照明を設けることで、空調および照明を自由に調整できる技術も投入しています。 BIMを活用して全体工期の4割を仕上工事に充てることで、随所にこだわり抜いた納まりを追求。 「シミズならここまでやる」というプライドをかけて「ものづくり」をやり抜きました。
発注者 | 東映アニメーション株式会社 |
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設計・監理 | 清水建設株式会社 |
工期 | 2016年1月〜2017年8月 |
構造・規模 | S造 B1-4F |
延床面積 | 9,804m2 |
所在地 | 東京都練馬区 |



