福岡歯科大学医科歯科総合病院










設計担当者から

「つなぐ」というコンセプトの下、「地域と社会」「教育と研究と臨床」「医科と歯科」「未来へ」の四つのテーマを考案し、院内連携と施設利用者数を向上させる設計を目指しました。
中でも、こだわって設計した場所は、歯科大診療室です。その大空間に全長56mの2本の通路を交差させて配置。「コネクティングストリート」と名付け、当施設を利用する医師、歯科医、学生や患者とさまざまな人々が物理的、視覚的につながる場所を作りました。
施工担当者から

福岡市早良区にある福岡歯科大学構内に、当社の設計施工による5階建ての新病院が完成しました。
施工に当たり、当社の病院建築では3例目となるシミズNewRCST構法を採用し、外壁と小庇はすべてPCa化。工期の短縮を図りました。経験したことのない構法での施工計画の立案に苦慮しましたが、検討を重ねて作成した予定通り、遅滞なく工事を進めることができました。内部には1階から3階に吹き抜けるエントランス最上部にステンドグラスを設置。設計、現業部門一体となってお客様のニーズに寄り添い、デザイン性あふれる建物を造ることができました。
発注者 | 学校法人福岡学園 |
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設計・監理 | 清水建設株式会社 |
工期 | 2019年1月〜2020年9月 |
構造・規模 | S造、RC造 5F-PH1 |
延床面積 | 14,922m2 |
所在地 | 福岡県福岡市 |



