福岡歯科大学医科歯科総合病院

  • 建築
  • 医療・福祉施設
  • 福岡県
  • 2020年

設計担当者から

石川 芙紗子

「つなぐ」というコンセプトの下、「地域と社会」「教育と研究と臨床」「医科と歯科」「未来へ」の四つのテーマを考案し、院内連携と施設利用者数を向上させる設計を目指しました。
中でも、こだわって設計した場所は、歯科大診療室です。その大空間に全長56mの2本の通路を交差させて配置。「コネクティングストリート」と名付け、当施設を利用する医師、歯科医、学生や患者とさまざまな人々が物理的、視覚的につながる場所を作りました。

施工担当者から

吉見 正樹

福岡市早良区にある福岡歯科大学構内に、当社の設計施工による5階建ての新病院が完成しました。
施工に当たり、当社の病院建築では3例目となるシミズNewRCST構法を採用し、外壁と()(びさし)はすべてPCa化。工期の短縮を図りました。経験したことのない構法での施工計画の立案に苦慮しましたが、検討を重ねて作成した予定通り、遅滞なく工事を進めることができました。内部には1階から3階に吹き抜けるエントランス最上部にステンドグラスを設置。設計、現業部門一体となってお客様のニーズに寄り添い、デザイン性あふれる建物を造ることができました。

発注者学校法人福岡学園
設計・監理清水建設株式会社
工期2019年1月〜2020年9月
構造・規模S造、RC造 5F-PH1
延床面積14,922m2
所在地福岡県福岡市

> 事業トピックス:病院づくり コンサルから設計・施工まで一貫体制で計画をバリューアップ 福岡歯科大学医科歯科総合病院

3層吹き抜けのエントランスホール
エントランスホールの最上部に設けられたステンドグラス
3階に設けられた歯科大診療室。施設利用者が必ず通る、全長56mの「コネクティングストリート」を設けた
オレンジ色を基調とした病棟フロア
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