インフラを輸出

未来への路を拓く ―アフリカ

未来への路を拓く ―アフリカ

インフラを輸出 未来への路を拓く ―アフリカ

テマ交差点改良1期(ガーナ)

成長著しいアフリカ。清水建設は長年に渡り、交通網・給水施設・漁港・気象レーダー等、インフラの整備を通じて、アフリカ諸国の経済発展の一端を担ってきました。

大動脈を走らせる道路網の整備

当社は、アフリカ大陸南部のザンビアにおいて、1990年代後半より道路建設工事に参加。これまでに総延長150km以上の道路を整備してきました。
首都ルサカに2014年に完成した「インナーリング道路」は、同市の交通渋滞を大きく緩和。日本のODAによって整備されたこの道路は、今や同国産業の大動脈となり、「Tokyo Way」の愛称で親しまれています。
また、西アフリカのガーナでは、海岸部につながる幹線道路「国道8号線」を、さらに、東アフリカの物流の要衝ウガンダでは、首都カンパラの立体交差点を完成させました。

きれいで安全な水を「ルワンダ東部州地方給水施設」

日本の無償資金協力の下、ルワンダ東部州にて給水施設の建設・改修工事を行いました。
対象地域の水道網が拡大したことにより、主に水汲みを担っていた女性や子どもの負担が軽減。就学率も上昇し、人々の生活の質の向上につながっています。

ルワンダ東部州地方給水施設

発注者
ルワンダ国政府
工事概要
水道配管工事 81.6km、井戸工事 16本
貯水タンク 11基
パブリックTAP 77カ所
(25m3 ~100m3
竣工
2008年2月

沿岸漁業を振興させる漁港整備

クリビ市漁業センター整備計画(カメルーン/2006年)

モロッコ、カメルーン、モーリシャスといった水産国では、漁業基盤施設の整備に携わってきました。
カメルーン南西部沿岸にあるクリビ市ムボア・マンガ水揚場は、首都ヤウンデ、商都ドゥアラへの水産物の供給拠点となっています。当社は、この水揚場の護岸・埋立工事とともに、管理棟、製氷棟、荷捌き棟、食堂棟、漁具・ワークショップ棟の新設工事を担いました。沿岸漁業の振興は、地域経済の活性化、漁業に携わる人々の生活レベルの向上につながっています。

自然災害・気候変動対策「モーリシャス気象レーダー」

南西インド洋におけるサイクロンの発生数は、過去40年間で約2倍に増加しています。その中で島国モーリシャスは、毎年のようにサイクロンによる高潮、洪水、地すべりなどの災害に見舞われています。
この状況を受けて計画されたのが、日本の無償資金協力による気象レーダーの建設です。2018年に完成したこの施設により、サイクロンや大雨などの局地的・短期的な気象災害の監視能力が強化され、被害の軽減につながっています。

モーリシャス気象レーダー

発注者
モーリシャス国政府
規模
6階建レーダー塔(GL+42.5m)
延床面積414m2
竣工
2018年10月

アフリカの成長とともに

アフリカの人口は2050年には約25億人に上る見通しで、「最後の巨大市場」と称されています。
当社はこれまでに取り組んできたアフリカ諸国16カ国100件近くのプロジェクトの知見を活かしながら、アフリカの発展に積極的に寄与していく考えです。

アフリカの当社の施工実績

記載している情報は、2025年9月29日現在のものです。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

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