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地域に密着した海外展開

現地に溶け込み、長いおつきあいを

マーライオン

地域に密着した海外展開現地に溶け込み、長いおつきあいを

東南アジア諸国の中でいち早く工業化、都市化を進め、目覚ましい発展を遂げているシンガポール。
ここはシミズにとっても特別な意味を持つ国です。
私たちは、1973年の進出以来、途切れることなく仕事を続けることで信頼を得て、同国の発展に貢献してきました。

地元企業と同様に認知される

シンガポールでシミズが手掛けた初期のビッグプロジェクトは、1982年受注し、1990年に設計施工で竣工した総戸数17,500戸の大規模集合住宅。
発注者は、シンガポールの住宅開発局(HDB)。その後、1998年に国際競争入札を経て、同じく住宅開発局発注の「HDBセンター(住宅開発局本庁舎ビル)」を受注。2棟の超高層ビルを核とする総延床面積約25万㎡の施設は当時、東南アジア最大級の大規模複合プロジェクトでした。
当社はシンガポール進出当初から、さまざまな工事に対して積極的に取り組みました。その積み重ねがシンガポールの人たちに受け入れられ、地元企業と同様に認知されるようになっていったのです。

「シミズ」のブランドをシンガポールに定着させた「HDBセンター」
赤系統の花崗岩張りの外観が印象的なニー・アン・シティ

現地資本からの連続受注

1993年にシンガポールきっての繁華街・オーチャード通りに誕生した「ニー・アン・シティ」は、同国を代表する超大型複合施設です。低層部のショッピングセンターと、そこから対称形に伸びた27階建てのツインタワーから成り、小劇場・プールのほか約3,000㎡の公共広場を有し、多くの人たちに利用されています。
その発注者である現地資本のグループ企業から当社は、同じくオーチャード通りに位置する商業施設「268オーチャード」を受注。2014年の竣工以来、その斬新な姿で人々の目を楽しませています。

現地に溶け込む融和力

「268オーチャード」は、3つのガラスボックスがオーチャード通りに対して斜めに、かつセットバックして配置されているスタイルが印象的な建物です。しかもこのガラスボックスは、屋根と壁を高強度ステンレスの無垢材とテンションケーブルで支持するという、世界でも例のない特殊な構造。これほどの難工事を、多国籍のスタッフやワーカーをマネジメントしながら完遂できるところに、技術力を含めた“シミズの強み”があります。

ニー・アン・シティのグループ企業から発注された268オーチャード
268オーチャード、ガラスボックスの施工状況

チームワークを生むきめ細かな配慮

シミズの強みの一つに、現地に溶け込む融和力の高さが挙げられます。例えば、施工現場において母国語が異なる人々同士のコミュニケーションをフォローするために、ミーティングや引き継ぎ時の資料には図版や画像を多用する「見える化」を徹底したり、東南アジアに特有の雨季には全天候型可動式テントを現場に設置し、快適性に配慮するなど、ワーカーの士気を高いレベルで維持するための、きめ細やかな配慮を地道に続けています。

現地採用スタッフをマネージャーに登用

現場のワーカーだけでなく、マネジメントにナショナルスタッフを積極的に登用していることも、高い融和力の一例です。2棟の建物を3本の橋でつなぎ、最上階の橋には空中プールが設けられている「スカイ・ハビタット・コンドミニアム」(2015年竣工)を担当した建設所長は、外国人のスタッフ。当社にはこのようなスタッフが複数いて、それぞれの現場で辣腕を振るっています。

複雑なデザインが話題となったスカイ・ハビタット・コンドミニアム
2013年に竣工したアドモアレジデンス
2013年に竣工したアドモアレジデンス

施工現場が呼び込んだ新規受注

オーチャード通りにほど近い住宅街に完成した高級コンドミニアム「アドモアレジデンス」の施工中のこと。この建物は、曲線や曲面が多用された優美な形状が特長ですが、それだけに施工は複雑になり、独自の工夫を凝らしながらの工事となりました。この現場に興味を示したのが、現場の隣地を開発していたデペロッパー。すぐに現場力の高さを見抜き、新規受注が決まりました。

その国の人々の快適な暮らしに貢献

アドモアレジデンスを発注していただいたお客様とは今回が初めてのおつきあいでしたが、先進的な技術力や真摯な対応力をご評価いただき、新たなコンドミニアムを発注いただきました。
このように、一度関わりを持ったお客様と長きにわたるお付き合いを続けることで、その国の発展や、人々の快適な暮らしに寄与できるのは、建設会社ならではの大きな喜び。私たちそう考えています。

268オーチャード
268オーチャード