高天井大空間向け成層空調システム
技術の概要
生産施設など高天井大空間の床下に設けられたピットを利用して、高天井大空間の空調を行う空調システムです。
生産施設など高天井大空間は空間が大規模になる傾向にあり、空調のための電気使用量が膨大になる傾向にあります。
この空調システムは、床下のピットに外気を取り入れ、吹上ファンによって取り入れた空気を必要な高さまで床面から吹き上げます。これにより、大空間であっても居住域だけ効率良く空気調整を行うことができます。
許諾対象となる特許は、基本的な構成を権利化した“床吹出空調の基本構成について”の特許の他、“地下水の熱を利用して供給する空気の温度調整をする”“屋根に開閉可能なベンチレータ―を設けている”“高天井空間室内へ空気を吹き上げるためのファンを設置している” に関する特許になります。
この空調システムによって生産施設において膨大になりがちな空調の電力使用量を20~30%削減できます。


特許リスト
- 特許6361922「床吹出空調の構成について」
- 特許6372693「地下水利用について」
- 特許6425082「外気導入と屋根ベンチレーターについて」
- 特許6414685「吹上用ファンについて」
実施技術(許諾対象技術)
高天井空間の床下に設けられたピットに外気を取り入る床面から吹き出させる空調システムを構成する為の技術であって、 床吹出空調の構成、地下水の利用、屋根にベンチレータ―を設けたことおよび吹上用ファンを有していることに特徴を持った技術
実施許諾条件
50万円/年
想定されるライセンシー
設計事務所