
海外経験で実感した
社会に対する
影響力の大きさを胸に、
人事として奮闘。
大鹿 史顕
2019年入社 | 経済学部 卒
文系(管理部門)

SHIMZ Person
清水建設の人

01 就職活動時 / 入社当時
海外現場でチームリーダーに。
清水建設の仕事に対する
社会の期待を感じた経験。
学生時代に国際交流活動で東南アジアを訪れました。いくつもの都市で、街が日々変化し発展する熱気を体感したことから、そうした社会の発展に寄与したいと考えました。そこで、都市の発展に事業として携わる建設や不動産、鉄道業界を中心に企業研究を始めたのですが、私たちが実際に見て、訪れ、触れている建物づくりに間近で関わりたいと思い、建設業に志望を固めました。なかでも、就職活動の悩みに親身に向き合ってくれた当社社員の姿に、一緒に働きたいと強く感じ当社に入社を決めました。入社後の約2年4か月間、インドネシアの山間部にある水力発電所建設工事の現場で、若手ながら10人以上のローカルの事務スタッフをまとめるリーダーを務めました。労務管理や支払管理、大規模宿舎の管理、機材の搬出入、新型コロナウイルス対策などの業務を担当しました。仕事では、英語やインドネシア語を交えながらスタッフとコミュニケーションを取り、時には現場を代表して社外へ説明に赴きました。文化や習慣の異なる海外での仕事は分からないことばかりでしたが、先輩から一つ一つ学び、業務を遂行しました。この経験から、チームで一体となり仕事を進めることへの達成感を得ることができました。同時に、異国の地で、1,000人以上のスタッフが関わる国家プロジェクトの熱量に触れる中で、地域のインフラを変える清水建設の仕事に対する社会の期待を感じました。


02
現在の仕事 / 大切にしている想い
仕事の目的を常に意識し、
関係者を巻き込んで
人事制度の立案に励む。
帰国後の現在は、人事部で人事制度の企画業務を担当しています。社会が大きく変化し、人々の価値観が多様化する中でも、人々が「清水建設で働きたい、働き続けたい」と感じられるような制度づくりに携わっています。全社に関わる業務のため、企画を実現するには、経営層を含め、社内外の多くの関係者を巻き込み、調整する必要があります。うまく進むことばかりではありませんが、当社の1万人以上の社員の働きやすさに直結する仕事であると実感しています。また、正解が一つではない中で、さまざまな可能性をチームで議論し、日々新しい発見と学びを得ながら、共通の目標に向け皆で制度を作り上げるプロセスに面白さを感じています。仕事で大事にしていることは、目的を意識して行動することです。仕事を進める中で、目の前の業務に意識が集中してしまい、目指すものが何か分からなくなり苦労することが多々ありました。その際に先輩から、「その仕事は何のために行っているのか」考えてみるようアドバイスを受けました。目的に立ち返ることで、考えが整理され、自然とやるべきことが明確になり、仕事を前に進めることができました。さまざまな出来事が起こる中で、常に目的を見失わないことは簡単ではありませんが、どのような業務にも当てはまる重要なポイントであると思い、毎日意識するようにしています。


03
叶えたい未来
幅広い業務がある当社で、志望のきっかけである社会の発展に対する思いを忘れず、多くの人々の幸せにつながる仕事を行っていきたいです。海外では、ものづくりを通じた社会貢献に対する期待を強く感じました。人事部では、立案した人事制度が全世界の社員に利用されるため、業務の重要性を実感しています。それぞれフィールドは異なりますが、多くの人々に影響を与える業務であり、若手のうちからこのような仕事を経験できることを非常に嬉しく、誇りに感じています。自分の仕事を通じて少しでも多くの人が豊かで幸せな生活を送ることができるよう、これからも多様な仕事を経験し、多くの人と関わり、自分自身を高めていきたいと考えています。

04
あなたにとっての
“子どもたちに誇れるしごと”とは?
“子どもたちに誇れるしごと”とは?
諸先輩方が積み上げてきた歴史を、未来につなぐことです。海外工事に携わりさまざまな方の話を伺う中で、日本から遠く離れた場所においても、持続可能な未来社会の実現に向け、清水建設が期待されていることに気づき、自らが背負っている看板の重みを感じました。今、私が清水建設の一員として行っている仕事は、これまで諸先輩方が長い年月をかけて積み重ねてきた信頼の上に成り立っています。そのことを忘れずに、自らもまた、人々の幸せ、社会の発展に貢献し、将来清水建設で働く人々に歴史を受け継ぐことができるよう、小さなことからコツコツと積み重ねていきたいと思います。
One day schedule
- 8:30-業務開始メールをチェックしつつ、その日の自分のタスクを確認。
- 9:00-グループ打ち合わせグループ内でスケジュールと作業状況を確認。
- 10:00-デスクワーク担当業務である人事制度改正について、打ち合わせに向け資料を作成。
- 11:00-社内関係部署との打ち合わせ現在の人事制度の運用上の課題と対策について、関係部署と協議。
- 12:00-昼食食堂でランチ。メニューはその日の気分次第で決める。同期と外へ食事に行くことも。
- 13:30-上司との1on1ミーティング仕事上での気づきや今後チャレンジしたいことについて、定期的に上司と対話を行う。
- 15:00-社外関係者との打ち合わせ人事制度改正に向け、社内外の関係者を交え今後の方針を協議。
- 16:30-デスクワーク翌日の予定に向け、同僚と相談しつつ資料作成や情報収集。
- 18:30-退社終業後は自宅にてゆっくり読書をすることもあれば、同僚や友人と飲みに行くことも。
My day off

小さい頃からスポーツ観戦が好きです。海外勤務中は専らオンライン観戦でしたが、帰国後は現地で野球やバスケットボールをよく観戦しています。また、定期的に、学生時代の友人とも食事や国内旅行に行っています。お互いの近況を話す中で、さまざまな分野で活躍している友人の姿に刺激を受け、私ももっと頑張らなければと感じています。