被災地の人たちが
元の生活に戻るために
今の私ができること。

市岡 滉平
2020年入社 | 現代システム学専攻 修了
土壌環境エンジニアリング
SHIMZ Person
清水建設の人
01 就職活動時 / 入社当時

膨大な数の関連資料に戸惑いつつも
業務の効率化と正確性向上に尽力。

学生時代は海洋環境の修復、保全について学んでおり、就職活動では海洋に限らず環境浄化、保全事業を通じて社会に貢献できるかどうかを重視していました。一方で、小さな頃から建築や土木への関心が高く、清水建設には土壌環境エンジニアリングの部署があることを知り魅力を感じるように。また、さまざまな企業の方と話をする中で、当社の社員はとても説明が丁寧で、物腰が柔らかい人柄の方が多い印象を受けたことで「この会社で働きたい」と思い入社を決めました。 入社当時は、土壌汚染関連法令の届出書の作成や、地歴等調査、土壌汚染状況調査の現場管理などを担当。当初は資料確認の抜けや漏れが多く、その結果、調査や修正作業に多大な時間がかかっていました。そこで調査計画を作成する前に、作成の流れを先輩社員に事前に共有して方向性を確認。情報集約時には表で整理するなど、効率化を図ることでスムーズかつ、正確に仕事がこなせるようになりました。
02
現在の仕事 / 大切にしている想い

汚染土壌の処理施設の
運転管理を通じて被災地に貢献。

東日本大震災の被災地に常駐し、地域の復旧、復興に向けた放射性汚染土壌の処理工事に従事。私の主な役割は、汚染土壌を処理する施設の運転管理です。若手のうちから大規模なプロジェクトで責任のある業務を任せてもらえていることにやりがいを感じています。協力会社の方や同僚と相談しながら、さまざまな技術的課題を解決していく過程で、自分自身の成長を実感。地元住民の皆さんの「一日でも早く地元に戻りたい」という思いに応えるべく、復旧、復興に貢献できることを誇りに思っています。 業務を進める上で心掛けているのは、仕事に自分なりの付加価値をつけることです。入社して初めての建築現場で、当時の所長が「他人から指示されるだけの仕事なら誰にでもできる。自分なりの意見や改善策を持って『自らやる』仕事に変えていくことが大事だ」と話されていたのが強く印象に残っており、今もそれを実践し続けています。お客様のニーズや現地の状況を踏まえたソリューションを提供するために「付加価値をいかにして提供するか」を常に意識しています。
03
叶えたい未来
現在は先輩社員や上司の助けを受けながら仕事を進めていますが、調査、分析からその活用法の提案などを通じて、若いうちから事業規模の大きなプロジェクトに関われることに醍醐味を感じています。いずれは大規模なプロジェクトの責任者として、お客様や社内外の関係者との交渉を行いながら、プロジェクトを完遂に導ける一流の技術者になりたいです。
04
あなたにとっての
“子どもたちに誇れるしごと”とは?
世界中の誰もが安心、安全で暮らせるような、人と環境にやさしい社会の創造につながる仕事だと考えています。土壌環境エンジニアリングのミッションは、国内外問わず土壌や地下水浄化という観点から、人と環境にやさしい社会を実現することです。私自身も現在の仕事を通じて、東日本大震災の被災地の復旧、復興を進めていき、地元住民の皆さんが安心、安全な状態で震災前の暮らしに戻れるよう、責任をもって全力で取り組んでいきます。

One day schedule

  • 8:30-
    朝礼
    ラジオ体操をして、当日の注意点などを周知し、作業前の現地KY(危険予知)を実施。
  • 9:00-
    現場巡回
    作業員の方とコミュニケーションを図りながら、現場内を安全巡回。
  • 10:00-
    協力業者と打ち合わせ
    今後の施工方法について、協力会社の方と検討。
  • 12:00-
    昼食
    現場で弁当を注文して食べ、仮眠をとって午後に備える。
  • 13:00-
    昼の打ち合わせ
    明日の作業内容の共有や、資機材搬出入などを調整。
  • 13:30-
    デスクワーク
    CADなどを用いて、今後の施工計画を立案。
  • 14:30-
    社内打ち合わせ
    他工区の工事進捗状況や、今後に向けた技術開発について共有。
  • 17:00-
    退社
    帰宅後は宿舎で同僚と懇親会。最近はサウナに没頭中。

My day off

東北地方の現場に常駐していることもあり、週末は東北各地へドライブすることにハマっています。今後も出張や現場常駐の機会があれば、その土地、その国の名所やグルメを堪能し尽くしたいです。また、毎年一つの国家資格を取得することが目標なので、余暇を楽しみながら自己研鑽の時間も確保するよう努めています。