シミズのSDGs推進活動(名古屋支店)
2024年10月30日
清水建設では、持続可能な未来社会の実現に向けてサステナビリティ経営を推進し、SDGsの達成に寄与することを目指しています。SDGsの達成に貢献するためには、従業員一人ひとりがSDGsを自分ごととして捉え、業務に取り入れて実践することが必要です。このような考えに基づき、当社では全国の各支店・各部門およびグループ会社にSDGs責任者を配置し、SDGs責任者が中心となって地域の特性を活かした独自のSDGs推進活動を展開しています。
名古屋支店では、SDGs責任者を委員長とするSDGs推進委員会を立ち上げ、支店全体にSDGsの施策を展開できる体制を構築しています。そして、各部署・営業所のSDGs担当者が中心となり、松阪伊勢寺ネイチャー“あい”ランドやTSUNAGIの森プロジェクトなどの森づくり活動、また個別の現場での地域とのコミュニケーション活動など、各地域でSDGs推進活動を展開しています。


既に多くの従業員が日常生活や業務、また社会貢献活動を通してSDGs推進活動を行っていますが、その取り組みをSDGs推進活動として認識している方が少ないという課題がありました。その課題を解決するために、SDGs推進委員会では、気軽に自身のSDGs推進活動を認識し、他者にその活動を浸透させる仕組みづくりとして、PCやスマートフォンアプリから支店の従業員誰もが手軽にSDGs推進活動をシェアできるシステム「投稿してシェアSDGs」を、独自に開発しました。このシステムは、投稿数に応じてポイントが付与され、集まったポイントはSDGsに関連する団体へまとめて寄付されます。昨年度は、子どもの貧困を解決する2つの基金に寄付を行いました。


2024年10月、新たに完成した名古屋支店新社屋において「シミズとお客様のSDGsを知ろう」をテーマにしたSDGs勉強会を開催しました。オンライン配信を活用したハイブリッド形式で行い、200名を超える支店従業員が勉強会に参加しました。
前半パートでは、SDGsを支店の運営計画と照らし合わせながら、シミズやお客様の事業活動とSDGsの関連性について理解を深めました。後半パートでは5名程度のチームに分かれてワークショップを開催。自身や部署の活動でSDGsの達成に貢献できる活動について話し合いを行いました。
また、最後には、各チームからワークショップのディスカッション内容の発表と併せて、SDGs宣言も行ってもらいました。
後日、参加者からは、以下のような感想が寄せられました。
・事業活動とSDGs推進活動を切り離して考えがちだが、そうではなく、事業活動を行う中でSDGsについても考え、達成に向け貢献していくことが一番大事だ
・お客様に、案件会議などでSDGsの意識についてヒアリングを行ってみたい
・日々の多忙に追われSDGsを意識することがあまりなかったが、世界的に関心が高まっていて、避けては通れない話題であることをあらためて認識した。この勉強会をきっかけに、「自分事」として、業務の上でも意識していこうと思った




今後も当社では、従業員一人ひとりがSDGsを「自分事」ととらえて、主体となったSDGs推進活動を行い、持続可能な未来社会の実現に向けて進んでいきます。