「再生の杜」、令和5年度前期「自然共生サイト」に認定

2023.10.26

当社の技術研究所ビオトープ「再生の杜」が、環境省が定める「自然共生サイト」として認定され、2023年10月25日、認定書が授与されました。
「自然共生サイト」とは、同省が「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を認定する取り組みです。認定区域は「OECM」として国際データベースに登録されます。

当社は、「都市における人と生き物の関係の再生」をコンセプトとして、地域生態系との融合を目指した緑地デザインに基づき「再生の杜」を整備しました。「自然共生サイト」の認定においては、東京都江東区にある都市型ビオトープとして、在来種を中心に多様な動植物が生息生育する場を創出、育成していることや、15年以上にわたるモニタリングデータの蓄積と発信、環境教育をはじめとした生態系サービスを提供する場であることなどが評価されました。

当社は、「ネイチャーポジティブ」実現に向けて、引き続き生物多様性の保全や回復に取り組み、シミズグループ環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero 2050」で目指す自然共生社会の実現に貢献していきます。

技術研究所ビオトープ「再生の杜」
技術研究所ビオトープ「再生の杜」
「再生の杜」を利用するショウジョウトンボやアオサギ
「再生の杜」を利用するショウジョウトンボやアオサギ

 OECM(Other Effective area-based Conservation Measures):保護地域以外で生物多様性の保全に資する地域や、民間などの取り組みにより保全が図られている地域、保全を主目的としない管理が結果として自然環境を守ることにも貢献している地域

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