【イベント報告】「グリーンインフラ地域共創に関するオープン研究会2025」を開催
2025年3月5日、当社は「グリーンインフラ地域共創に関するオープン研究会2025」(共催:NPO法人Green Connection Tokyo、企画協力:NPO法人NPO birth)を開催しました。本研究会は、企業と地域の連携によるネイチャーポジティブなまちづくりの方向性を探ることを目的としています。2024年に続き2回目の開催となる今回は、当社施設である「温故創新の森NOVARE」(東京都江東区)において、オンラインとのハイブリッド形式で開催し、200名を超える方々に参加していただきました。
当日は、当社従業員に加え、地域で活動する市民団体やNPO法人、自治体等から23名が集まりクロストークを実施。当社が先導するプロジェクトとして、技術研究所ビオトープ「再生の杜」(東京都江東区)と、「八ツ堀のしみず谷津」(千葉県富里市)を起点に展開している地域共創活動の成果を報告したほか、最新の取り組みとして、本イベントの会場である「温故創新の森NOVARE」における緑地整備やコミュニティガーデン活動等を紹介しました。
ディスカッションでは、クロストークの内容を踏まえ、「どのようにすれば地域と企業がつながりを深め、グリーンインフラを活かして新たな地域価値を創出していけるか」というテーマで、聴講者を交えて意見交換を行いました。イベント実施後の参加者アンケートでは、「地域への活動の幅の広げ方を知ることができ参考になった」「地域共創を進めるためには情報交換や学び合いの場が非常に重要だと分かった」等、多数の意見や感想が寄せられました。
イベント終了後、対面参加者を対象に「温故創新の森NOVARE」の見学会を実施し、旧渋沢邸庭園や周囲の緑地、隣接する潮見しぶさわ公園等を紹介しました。


当社が地域とつながる場をつくり、企業と地域のステークホルダーがお互いの理念や活動、ニーズ、課題について理解を深めることは、当社が「グリーンインフラ+(PLUS)」で掲げる「豊かな自然のめぐみを地域に還元する」ことを実現するために重要な機会と考えています。今回の研究会で得られた知見や気づきを活かし、引き続き地域共創の実践に取り組むことで、人と自然が生き生きと共生できる社会の実現に貢献していきます。
※オープン研究会に参加いただいた地域ステークホルダーの方々
- みどりネット Koto
- NPO法人 Green Works
- NPO 法人ネイチャーリーダー江東
- NPO 法人マザーツリー自然学校
- 隅田川マルシェ実行委員会
- NPO 法人 NPO 富里のホタル
- 江東区土木部管理課CIG推進係