私募REIT「清水建設プライベートリート投資法人」の運用を開始

  • 不動産開発

2023.01.11

清水建設(株)<社長 井上和幸>は本日、100%出資子会社の清水建設不動産投資顧問(株)<社長 奈良利秀>を通じて、非上場オープン・エンド型の私募REIT「清水建設プライベートリート投資法人」の運用を開始しました。

当社は、中期経営計画<2019-2023>で掲げた非建設事業の強化方針に基づき、不動産開発事業のさらなる成長に向けた取り組みを推進しています。本私募REITの運用は、不動産ストックビジネスの拡充に向けた施策の一つであり、本私募REITへの物件売却によって得られた資金を新規開発物件に再投資し、社会に優良物件を供給することを目指します。

本私募REITは、オフィスや物流施設を主たる投資対象とする総合型私募REITで、環境性能とBCP機能を兼ね備えた当社開発物件を中心にポートフォリオを構築します。当初の資産規模は約370億円で、数年内を目途に1,000億円まで資産規模を拡大する計画です。

当初の組み入れ資産は、「横浜アイマークプレイス(持分7%)」「S・LOGI新座West (持分57%)」「札幌時計台ビル(底地)」「肥後橋シミズビル(底地)」の4物件です。賃貸オフィスビル「横浜アイマークプレイス」と賃貸物流施設「S・LOGI 新座West」はいずれも、環境・社会への配慮がなされた不動産を認証する「DBJ Green Building認証」を取得済みで、施設全体に再生可能エネルギー由来の電力を導入しています。また、資産の取得に要する資金については、グリーンファイナンス・フレームワークを策定し、(株)日本格付研究所による「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価「Green1(F)」を取得した上で、運用開始時からグリーンローンによる調達を実施しています。

当社は、本私募REITの運用を通じて、投資家の皆様にESG投融資の機会を提供するとともに、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

以上

≪参 考≫

投資法人の概要

名称 清水建設プライベートリート投資法人
所在地 東京都中央区京橋二丁目17番4号
執行役員 奈良 利秀
設立日 2022年7月11日
運用開始日 2023年1月11日
資産規模 約370億円(運用開始時)
資産運用会社 清水建設不動産投資顧問株式会社
投資対象 オフィス、物流施設等

資産運用会社の概要

名称 清水建設不動産投資顧問株式会社
所在地 東京都中央区京橋二丁目17番4号
代表者 代表取締役社長 奈良 利秀
設立日 2021年8月5日
資本金 1億円
株主 清水建設株式会社100%

当初運用資産

横浜アイマークプレイス
横浜アイマークプレイス
S・LOGI 新座West
S・LOGI 新座West
札幌時計台ビル(底地)
札幌時計台ビル(底地)
肥後橋シミズビル(底地)
肥後橋シミズビル(底地)

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