建設RXコンソーシアム 参画ゼネコンが31社に

~130社超の会員が協働し、建設業界全体の生産性・魅力向上をさらに加速~

  • 建築

2022.11.01

RXロゴ

<幹事会社>
鹿島建設株式会社
清水建設株式会社
株式会社竹中工務店

「建設RXコンソーシアム」(会長:伊藤仁、鹿島専務執行役員)は、施工関連技術のうちロボット・IoTアプリ等に関する研究開発を共同で行い、建設業界全体の生産性および魅力向上をより一層強力に推進することを目的に、2021年9月、ゼネコン16社にて発足しました。

その後、本コンソーシアムの設立主旨に賛同いただいた多種多様な企業に参画いただき、2022年8月末日における正会員(ゼネコン)は25社、協力会員は87社(うちゼネコン4社)となりました。このたび、正会員に大林組(東京都港区、代表取締役社長:蓮輪賢治)と髙松建設(大阪府大阪市、代表取締役社長:髙松孝年)の2社が、協力会員に18社が新たに加わったことで、正会員は27社、協力会員は105社にまで拡大し、参画ゼネコンは31社となりました。

RX:ロボティクス トランスフォーメーション
デジタル変革(DX)になぞらえ、ロボット変革(Robotics Transformation)の意

本コンソーシアムの活動および成果

昨年の発足以降、ロボット・IoTアプリ等に関する研究開発を、本コンソーシアムの下に設置された分科会にて実施しています。現在、以下の10の分科会で共同研究等を進めており、企業および業界の垣根を越えてロボット・IoTの技術を積極的に導入・展開しています。中でも、資材の自動搬送システムやタワークレーン遠隔操作、作業所廃棄物のAI分別処理は、既に会員企業間での相互利用が進み、建設業界における働き方改革の推進、人手不足の解消など業界全体の課題解決に貢献しています。

(1)資材の自動搬送システム 分科会 (6)照度測定ロボット 分科会
(2)タワークレーン遠隔操作 分科会 (7)生産BIM 分科会
(3)作業所廃棄物のAI分別処理 分科会 (8)相互利用可能なロボット 分科会
(4)コンクリート系ロボット 分科会 (9)市販ツール活用 分科会
(5)墨出しロボット 分科会 (10)風量測定ロボット 分科会

また、先端技術を有するベンチャー企業との交流を深め、最新の知見を得ることを目的としたオンラインイベントや、本コンソーシアムに参画する様々な分野の企業が保有する最新技術を紹介する会員企業向けの展示会を開催するなど、技術連携の深化や輪を拡げる活動も行っています。

今後も、会員企業間の協働をさらに押し進め、その成果を積極的に展開することで、建設業界全体の生産性および魅力向上を実現します。併せて、技術連携の輪をより拡げるべく、我々と協働して技術開発やその展開を担って頂ける様々な分野の企業に、引き続き参加を呼び掛けていきます。

≪参 考≫

建設コンソーシアム参画企業

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