障がい者雇用・活躍推進

当社の障がい者雇用・活躍推進

当社ではダイバーシティ経営の実現に向けて、障がい者雇用およびその活躍推進が、企業価値の向上や、企業活動の視野の拡大につながるという考え方から、さまざまな取り組みを行っています。

主な障がい者活躍推進施策

これまでに実施された主な施策には、以下のようなものがあります。

2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
  • 一般社団法人 日本アクセシビリティコンソーシアム(ACE)に発起人として参画
2013年度
2012年度
2009年度
  • 精神障害者雇用促進モデル事業を実施

2023年度

障がいのある社員向けの現場見学会

チャレンジフォーラム2023

2022年度

チャレンジフォーラム2022

2021年度

チャレンジフォーラム2021

2020年度

チャレンジ交流会2020を開催

2018年から障がいのある従業員の活躍推進と全従業員の意識啓発を目的とした、チャレンジフォーラムの開催をしてきました。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大人数で集合するのではなく、本社に勤務している障 がいのある従業員同士の交流と経営トップとの懇話会を目的としたチャレンジ交流会2020を開催しました。開催にあたり、消毒の徹底、フェイスシールド着用、飛沫防止のためのアクリル板の設置など、十分な感染症対策をしました。また、聴覚障がいの方も参加できるように、UDトークという音声変換アプリを使い、全員で対話することができました。

懇話会では、会長と社長も出席し、『ニューノーマルについて』や『社屋内の設備で改善すべきところ』などをテーマに、在宅勤務の問題点や社屋内トイレの改善点など、様々な視点から活発な意見交換がされました。

参加者からは「社内のネットワーク構築ができた」や「ITを使ったコミュニケーションの拡充することの重要性を感じた」などのコメントが寄せられました。

2019年度

チャレンジフォーラム2019

2019年10月4日、第2回目となるチャレンジフォーラムを本社で開催。障がいのある従業員を含む約230名が参加しました。

フォーラム前半の基調講演では、NPO法人STAND 代表理事の伊藤 数子氏より、「わたしのチャレンジ『すべての人が好きなスポーツに関わる社会へ』」と題し、スポーツからのアプローチでダイバーシティ・共生社会を進めることについてお話しいただきました。

後半の情報提供では、当社の障害者雇用状況と宮本会長が理事として積極的に活動をけん引されている一般社団法人企業アクセシビリティコンソーシアム(ACE)の活動紹介を行いました。続くパネルディスカッションでは、フォーラム前半に基調講演をいただいた伊藤氏を引き続きファシリテータとしてお迎えするとともに、4名の障害のある従業員が登壇しました。「挑戦者たちのダイバーシティ進化論」をテーマとして、「障がいは人にある」から「障がいは社会にある」という考え方へ変換していくことがダイバーシティの進化に繋がっていくのではないかと参加者へ呼びかけました。

フォーラム後の懇親会へは、障がいのある従業員と経営トップが出席し、より働きやすい環境を作るためにどのようなことが考えられるかという意見交換や、参加者同士の交流が行われました。フォーラムの参加者からは「自分自身が社会の障がいを取り除く一助になるには何が出来るか、何をするべきか考えさせられた」「誰でも自然にバリアフリー対応の気付きや行動が出来るような会社になったら、とても素敵なことだと思う」などの意見が寄せられました。

診療所入口を自動ドアに改修

本社5階にある、診療所のドアのバリアフリー改修を行いました。
2018年に開催したチャレンジフォーラムへの参加者からの要望に応えたもので、車いすで診療所を訪れた際にスムーズな入室ができるよう、両開きの自動ドアを設置しました。

2018年度

チャレンジフォーラム2018

2018年10月5日、障がいのある従業員の活躍推進と全従業員の意識啓発を目的とした「チャレンジフォーラム」を初めて開催。全国から障がいのある従業員65名とともに、とその上司・同僚、役員など約190名が参加しました。
「チャレンジフォーラム」という名称には、障がい者は英語で「challenged(挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」と表現されることや、今回は障がいのある従業員の周囲の人も対象としたことにより、お互いがチャレンジするという意味が込められています。

フォーラム前半では「障がいからはじまるイノベーション」をテーマに、ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表志村真介氏による「障がい者だから」ではなく、「障がい者だから、こそ」と、2文字加えることによって捉え方を変え、できることにフォーカスすることが大切だという説明がありました。続いて、ダイアログ・イン・ザ・ダーク、ダイアログ・イン・サイレンスの案内人をされている2名と、ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事志村季世恵氏による、自分らしく社会参加することについてのトークセッションが行われました。

後半では、パネルディスカッションを実施。障がいのある従業員4名が登壇し、自己紹介の後にそれぞれがどういった想いを持って仕事や、自らの障がいと向き合っているか、そして社会や当社が、もっと障がい者と健常者がお互いの魅力を分かり合える場となるために、どんなことが必要かなどについて語りました。

フォーラムの後は、障がいのある従業員と経営トップを対象とした懇親会が開かれ、日ごろ感じていることを伝え発信する場、また参加者同士が交流を深める機会となりました。

2017年度

障がいのある従業員を対象とした火災総合訓練

火事や地震等による災害時に、障害の有無に関わらず全従業員が基本的に同一水準の安全性を確保することを目標として訓練を実施しました。本社屋内勤務者のうち、障がいをもつ従業員とその支援を行うサポーター、約50名が参加しました。

参加者からは、障がいに応じた避難やサポートの手段等について考えておく必要があることに気付いた、サポートの重要性を改めて認識した等の声が寄せられました。

障がいのある学生向けインターンシップ

日本IBM(株)が実施している、障がいのある大学生を対象としたインターンシッププログラム「Access Blue 2017」に賛同し、8月28日~9月1日に、当社でもインターンシップを実施しました。技術研究所やものづくり研修センターを見学し、当社従業員と交流を行いました。

2016年度

宿泊型研修施設の一部をバリアフリー改修

宿泊型研修施設「アルフォート熱海」の居室の一部をバリアフリー改修しました。車椅子対応のシャワーブース・トイレ・洗面台の他、食堂にケアスロープを導入、点字ブロック、階段への手すり設置を行いました。

第4回ACEアワード個人部門でグランプリを受賞

第4回ACEアワードにおいて、当社従業員が個人部門でグランプリを受賞しました。ACEアワードは、企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE)が主催し、会員企業の中から「障害を活かした新たな価値の創造を実践している社員」を選出、ロールモデルとして表彰する取組みです。

両手の指にハンディキャップのある社員が、スケッチやCG(コンピューター・グラフィックス)のスキルを高め、世界的建築イラストレーション・コンペティション「AIP」30回目において日本人として初めての最優秀賞を獲得したこと等、高い技術力が会社への貢献に繋がっていることが高く評価されました。

2015年度

第3回ACEアワードでイノベーター賞を受賞

第3回ACEアワードにおいて、当社従業員がイノベーター賞を受賞しました。聴覚障がいのハンディキャップを乗り越えて、一級建築士、震災建築物応急判定士を取得、建築の設計作業を中心にインテリア、案内表示デザイン、建築模型作成など様々な業務を遂行していることが高く評価されました。

2013年度

世田谷区障害者雇用促進協議会より感謝状を受領

2013年11月に、障がい者雇用に関する取り組みが評価され、世田谷区障害者雇用促進協議会より感謝状を受領しました。

2012年度

新本社でのバリアフリー化を実現

2012年8月に移転した新本社では、車いすでも利用可能な入館ゲートやエレベーター、多目的トイレ(聴覚障がい者用のパトライト付き)や共有スペースの手すり設置など、バリアフリー化を進めています。

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