横浜北線 馬場ランプ

  • 土木
  • 道路
  • 神奈川県
  • 2021年

施工担当者から

小川 卓

2017年3月に運用を開始した横浜環状北線。当社が施工した馬場ランプ工事は、その中央に位置する場所に、市道と接続するランプ、換気所の地下部分を構築し、また、既存の県道の大田神奈川線を整備、拡幅するものです。2020年10月に全ランプが開通しました。当工事の最大の特徴は、4本の直径10m級大断面シールドトンネルの施工。最小土被り1.27m、曲線半径50mかつ下り7.6%という急曲線、急勾配でのシールド掘進は、当社としては前例のないものでした。手探り状態で始めた難度の高い工事でしたが、綿密な計画を立案し、各所と調整を行い無事に完遂しました。

発注者首都高速道路株式会社
設計・監理首都高速道路株式会社
工期2011年4月〜2021年9月
構造・規模・ランプ工事
シールド工:1,945m
(4本、外径10.13m~11.13m)
掘削工:140,300m
コンクリート工:37,870m
・換気所工事
掘削工:69,700m
コンクリート工:22,790m
・大田神奈川街路築造工事
道路改良工:680m
所在地神奈川県横浜市
全景
完成したCランプ
立抗内でシールドマシンを組み立て、発進させる
本線トンネルを両側に現し、換気所の地下底盤を構築
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