相鉄・東急新横浜線、新横浜駅他










施工担当者から

2023年3月に開業した相鉄・東急新横浜線の新駅、新横浜駅。環状2号線上に作業帯を設け、真下に駅舎を造るという大規模開削工事であり、このたび道路復旧を含めたすべての作業が完了しました。駅舎となる4層3径間の箱型トンネル施工の肝となったのは、躯体と土留壁が一体となった鋼製地中連続壁の精度管理です。全780本、1本40mの鋼製連壁部材を4分割して地中に建て込む昼夜作業を2年間実施。QCDSを担保した確実な施工を行うため、図面はすべて内製で3D化し、デジタルツールをフル活用して現場管理の可視化と高度化にチャレンジしました。これらの取り組みは、国土交通省の令和3年度「i-Construction大賞」優秀賞を受賞。10年超のプロジェクトを完遂でき、感無量です。
発注者 | 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 |
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設計・監理 | 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 |
工期 | 【土木】2013年2月〜2024年5月 【建築】2019年5月~2023年2月 |
構造・規模 | 【土木】 工事延長249m 掘削幅12.5~25m、掘削深さ33m 鋼製地中連続壁(本体利用)17,813m2 掘削土量143,406m3、路面覆工5,030m2 躯体コンクリート28,490m3 【建築】 RC造、S造 B4-2F |
延床面積 | 【建築】 22,900m2 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |



