高知警察署庁舎










施工担当者から

高知県の玄関口であるJR高知駅を見守る場所に、「親しみやすさと堅牢さを併せ持つ」高知警察署の新庁舎が完成しました。外部には深い庇、仕上げ材には土佐しっくいや県産材を用いるなど、当地の風土に合わせた建物となっています。
施工においては、長スパンの大梁に、現場打ちのPC梁を採用。外壁を構造的に支える垂直の補強材であるマリオンや庇もPCa化するなど、積極的な工業化を図り工期短縮を実現しました。また、当建物は柱頭免震と床下免震が混在した複雑な免震構造となっています。施工難度の高いプロジェクトでしたが、関係者が同じベクトル、高い士気で取り組んだことで、高精度の建物が出来上がりました。
発注者 | 高知県警察本部 |
---|---|
設計・監理 | 昭和設計・ハウジング総合コンサルタント設計共同体 |
工期 | 2018年10月〜2022年2月 |
構造・規模 | RC造 9F、車庫棟 S造 4F |
延床面積 | 10,669m2 |
所在地 | 高知県高知市 |



