フソウテクノセンター

  • 建築
  • オフィス
  • 香川県
  • 2016年

設計担当者から

南野 友子

水の流れをイメージした大屋根の下に、従業員や地域の方々が集う「ひとつながり」の新社屋を目指しました。大屋根は設計から施工までBIMを活用し、現業、生産総合センター、設計が一丸となって一つ一つ課題をクリアしていきました。四国産の杉板に包まれた大空間の執務スペースは、BIMモデルで空調・換気・採光をシミュレーション。風が通り抜け、光あふれる快適なオフィスを実現しました。
最初から最後まで、何が最良かを考え尽くしたプロジェクトでした。

施工担当者から

蓮井 淳

高松市の臨海部に、執務スペースや研究施設、体育館、食堂など異なる機能を一つの大屋根で覆った新社屋が完成しました。お客様が保有されている技術を組み込んだ省エネ、BCPに配慮した建物です。
角度や寸法が全て異なる大屋根の鉄骨は、BIMや模型を用いて納まりを検証。また、外部のコンクリート打ち放し壁と柱は、実物大の型枠モックアップを何種類も製作し、最適な施工方法を検討しました。
工事関係者の結束力のもと、お客様の強い想いがかたちになったこの建物が、地域のランドマークになると確信しています。

発注者株式会社フソウ
設計・監理清水建設株式会社
工期2015年12月~2016年10月
構造・規模RC造、S造 3F
延床面積5,250m2
所在地香川県高松市
受賞第30回日経ニューオフイス賞 ニューオフィス推進賞、四国ニューオフィス推進賞

> Shimz Design Works:「フソウ テクノセンター」

執務スペース。キールトラス部分に天井採光窓を配置(※長手方向に主フレームとして架けるトラス構造)
大屋根の鉄骨工事の様子
液晶ディスプレイが設置され、展示スペースとしても利用されるエントランス
災害時には一次避難所として地域の防災拠点となる体育館。正面の壁の裏側に備蓄庫を設けている
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