医誠会国際総合病院










施工担当者から

大阪市の扇町に2棟から成る医療複合施設が完成しました。南棟は560床の入院施設、北棟は外来施設に三つの劇場などが併設され、両棟は道路上空の2本の通路でつながっています。敷地一杯に建物が建つ計画で、鉄骨建方では南棟はタワークレーン2基による積み上げ方式、北棟はクローラークレーン1基による建て逃げ方式※を採用。現業と工務のメンバーを棟ごとにチーム分けし、両チームが切磋琢磨し合いながら工事を進めました。
特殊空間の劇場や長大スパンの上空通路の施工にはBIMを活用、ICTや溶接ロボットも積極的に導入し、2022年度建築総本部デジタル作業所優秀賞を受賞。私は営業所長から6年ぶりの現場復帰でしたが、皆の協力の下で完遂できたことに感謝しています。
クレーンで敷地の奥から鉄骨を組み立て、徐々に敷地の手前の方に移動していく方法
発注者 | 医療法人医誠会 |
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設計・監理 | 株式会社安井建築設計事務所 |
工期 | 2021年6月〜2023年6月 |
構造・規模 | RC造、SRC造、S造 B1-15F-PH2 |
延床面積 | 62,788m2 |
所在地 | 大阪府大阪市 |



