獨協医科大学日光医療センター

  • 建築
  • 医療・福祉施設
  • 栃木県
  • 2022年

施工担当者から

田名網 敏夫

栃木県日光市に、199病床の獨協医科大学日光医療センターが完成しました。2023年1月の開院に間に合わせるよう、構造体の一部を、シミズHy-ECOS構法で架構することを提案。労務不足への対応のため、パラペットをPCa化し、現場のヤードで製作しました。
特に苦労したのは、鉄筋コンクリートの柱と鉄骨の梁との接合部の管理です。工事着手前に、補強部分全250カ所の配筋納まり図を作成したほか、特に鉄筋の取り合いが複雑な部分については、BIMを活用して3Dプリンターで模型を製作。作業手順書を作成して万全の準備で工事に臨みました。シミズの現場人生の中で一番難しいと感じた工事。無事に竣工を迎え、関係者に深く感謝しています。

鉄骨梁端部をRCで補強する当社の特許技術

発注者学校法人獨協学園
設計・監理株式会社久米設計
工期2021年8月〜2022年10月
構造・規模RC造、S造、SRC造 5F
延床面積17,740m2
所在地栃木県日光市
来院者を出迎える吹抜空間「日光モール」。木調素材、大谷石など地域になじみのある素材を用いた
ナースステーション。見通しが良く、自然採光と木調の内装で明るい療養環境を創出した
手術ホールの様子。ホールを中心に手術室をコンパクトに配置
最上階には応接セットのある広い特別病室を5室設けた
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