真岡市複合交流拠点施設 monaca

  • 建築
  • 教育・文化施設
  • 栃木県
  • 2024年

施工担当者から

橋本 浩行

真岡市の中心市街地に、市民の新たな居場所となることを目指した、「遊ぶ・学ぶ・にぎわう」がコンセプトの複合交流拠点施設が誕生しました。事業形式は民間活力を活用するDBO方式。設計と施工を両立すべく調整を重ね、施工、維持管理、運営のノウハウを設計に生かした提案書を1年かけて徹底的につくり込み、当社グループが事業者に選ばれました。工事敷地いっぱいに施設を建てる計画のため、鉄骨建方は建て逃げ方式で施工。スチールカーテンウォールと宙に浮いているかのような大階段が特徴的な吹抜空間の施工には苦労しましたが、多様な工夫で設計者のこだわりに応えました。入札時に工事長になり、初めて主担当として見積りを行った思い入れのある建物。竣工を迎え、感慨深いです。

※DBO方式:設計、施工、維持管理、運営まで一括して契約する方式

発注者真岡市
設計・監理清水・アール・アイ・エー・AIS共同企業体
工期2023年3月〜2024年9月
構造・規模S造 4F
延床面積7,144m2
所在地栃木県真岡市
南西部メインエントランス側からの全景。木調縦ルーバーは市の特産物である真岡木綿の縦の糸をイメージしている
高級ホテルのロビーのような「ライブラリーラウンジ」。左奥の吹抜階段と壁面書架は、1階から4階へと続いている
2階の子ども図書室。約37,000冊蔵書される
天候に左右されず室内で遊べる「もおかっ子ひろば」
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