あいち航空ミュージアム

  • 建築
  • 教育・文化施設
  • 愛知県
  • 2017年

施工担当者から

上野 豊

県営名古屋空港の駐機場に面し約90mの間口を持つ、大空間の航空ミュージアムを建設しました。特に苦労したのは、大重量の梁トラスを支える柱の基礎配筋です。支店のBIM担当者に支援してもらい、柱の四隅にあるH鋼に鉄筋がU字型に絡まるような、入り組んだ納まりの配筋を3Dモデルで再現。複雑な配筋納まりを1本1本検討しました。また、建設地は元が駐機場だったため、厚いコンクリート(430mm程度)で舗装されており、これを解体するにあたっては、防音シート張りの小屋を仮設するなど、隣接する商業施設への騒音対策にも工夫を凝らしました。

発注者愛知県
設計・監理株式会社安井建築設計事務所
工期2016年10月~2017年9月
構造・規模S造 2F
延床面積7,900m2
所在地愛知県西春日井郡
梁トラスを支える柱の基礎配筋の様子
航空機地上誘導員を模した看板が来館者を2階エントランスへといざなう
2階エントランス
18枚の大扉が並ぶ駐機場側の外観
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