京都学園中学高等学校(光楠館)


当施設(光楠館)は、老朽化した高等学校校舎の機能を移転するために旧グラウンド部分に計画された建物である。外観は、既存建物との調和を図りタイル貼を基調とし、屋根は京都の景観を考慮し勾配屋根としている。当施設と既存本館で囲まれるキャンパスプラザは、シンボルツリーとして高さ約7mのイロハモミジを配して京都の四季を感じられる計画とし、全校集会や文化祭等の多目的な利用を想定している。
1階は昇降口、カフェラウンジ、特別教室を配し、2階~4階は普通教室、職員室を配置した。各学年11クラスを1フロアーで構成している。普通教室と廊下の間には大きなガラス窓を設け、明るく開放的な教室としている。
設計監理 | 清水建設株式会社一級建築士事務所 |
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工期 | 2007年6月~2008年3月 |
構造概要 | 鉄筋コンクリート造 |
規模概要 | 地上4階 |
延床面積 | 5,046.34m2 |
所在地 | 京都市右京区 |