東京都市大学付属中学校・高等学校(旧 武蔵工業大学付属中学校・高等学校)


閑静な住宅地に位置する敷地の中で、仮設校舎を設けずに、学習環境・周辺環境への影響を最小限に抑えながらの全面建替えである。絶対高さ制限15mの中、階高3.5mの4階建ての校舎棟と重層化された2つの体育館を持つ体育館棟による中庭を囲む回遊式の校舎構成を試みた。南向きの全普通教室前の巾4.5mの廊下を「第3の教室」として位置づけ、自学自習をはじめとする生徒たちのさまざまな活動を可能にするスペースとして計画した。
また、西側のグランドと中庭「キャンパスプラザ」は大開口のある体育館を通し一体的な利用が可能なものとなり、授業だけでなく体育祭や文化祭などのイベントに対応する構成を求めた。
設計監理 | 東急設計コンサルタント 清水建設株式会社一級建築士事務所 |
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工期 | 2005年5月~2007年2月 |
構造概要 | 鉄筋コンクリート造 |
規模概要 | 地下1階、地上4階 |
延床面積 | 16,803.64m2 |
所在地 | 東京都世田谷区 |